ドラッカーの名言

知識労働者は何歳になっても終わることがない。文句は言っても、
いつまでも働きたい。とはいえ、三〇歳のときには心躍る仕事
だったものの、五〇歳ともなれば、退屈する。だが、あと二〇年
とはいかないまでも、一〇年、一五年は働きたい。
したがって、第二の人生を設計することが必要となる。

ピーター・ドラッカー

年を重ねただけでは、人は老いない。
理想を捨てた時に初めて人は老いるのです。
歳月は肌にしわを刻むかもしれませんが、
情熱を無くすと、魂はしわだらけになってしまう。
こう言ったのは、アメリカの実業家、サミュエル・ウルマンです。

話しは変わります。
地方に住むある人がいました。その人は、ペンキ塗りで日当を稼ぎ、
路面電車の車掌をやりました。鍛冶屋でも働き、保険のセールスマンも
やりました。ランプを製造売する会社を起ち上げて社長になりましたが、
その会社は倒産してしまいました。

タイヤを売る営業マンとして一から出直しました。
ガソリンスタンドの経営を始めましたが不況の影響を受けて
経営は破綻しました。その後、大手のガソリンスタンドの店員となり、
そのガソリンスタンドにレストランをつくって大きな成功を収めました。

ところが、レストランは火事で全焼してしまいました。
必死にレストランを再建しましたが、業績不振で事業を売却し、
一文無しになりました。その時、その人は65歳でした。

彼はたった１万円を元手に、わずか8年で600店の
フランチャイズ。チェーンをつくりました。
65歳のときに事業家としてスタートし、
90歳まで現役で活躍しました。
その人とは、カーネル・サンダースです。

会社に定年はっても人生に定年はありません。
誰もが豊かに生き、人生を意義あるものにするために
、社会に何らかの貢献をしていきたいという
気持ちが終わることはありません。
ドラッカーはこう言っています。

2017年あたりから、『人生100年時代』という言葉を
聞くようになりました。人生が長くなった今、
働く時間や働き方のこれまでの常識は消え、
新しい常識が生まれています。
今私たちはその渦中にいます。

人生100年時代になったということは、
60歳くらいでは、「年取ったなぁ」などと
言っていられません。まだまだ、
活力をみなぎらせ、日々を若々しく
生きなければなりません。
60歳なんて寿命の半分を少し過ぎた程度なのですから。

70代はバリバリ働き、80代で働くもは当たり前、
そんな時代がすぐそこまで来ています。
変ったのは働き方だけではありません。
私たちの人生のあり方そのものが、根本的に変わりました。
生き方が変わったということですね。

ドラッカーが教える最強の後継者の育て方　山下淳一郎

明日のマネジメントを担うべき人材を今日準備しなければならない。

ピーター・ドラッカー

明日のトップマネジメントを育成し、組織の精神をつくりあげなければならない。
ピーター・ドラッカー

将来にわたって繁栄し続けるためには、人材育成が不可欠です。
会社の明日を担う、経営人材を育成しましょう。