おそらく今日、高等教育を受けた人の割合が世界で
もっとも多い国が日本である。 日本にとっての問題は、
いかにして彼ら高等教育を受けた人たちを生産的な存在にするかである。
ピーター・ドラッカー
ドラッカーに反対する人はいないのですか?
昨日、わたしは、こう聞かれました。
上田惇生先生の言葉を紹介したいと思います。
かくしてマネジメントの出自は、金儲けのためのものでも、数字いじりのゲームまがいのものでもなかった。それははるかに真摯で、気高く、誇りあるものだった。そのことが、今、『もしドラ』と『エッセンシャル版』で明らかにされてしまった。これは既に起こった未来である。もはや、ドラッカーなる者がこの世に存在しなかったかのごとくマネジメントを教えることも、学ぶことも、行うこともできない。反ドラッカーたることはできよう。脱ドラッカーたることもできる。しかし、非ドラッカーたることはできない。「今なぜドラッカー人気か」を問うことがブームになったことがもたらすものがこれである。
上田惇生
- 反ドラッカーたることはできよう。
- 脱ドラッカーたることもできる。
- しかし、非ドラッカーたることはできない。