鋸や金槌しかもたず、あるいはペンチというものを聞いたこともなければ
大工はできない。それらの道具を一揃えにしたとき、はじめて大工道具を
手にしたということができる。
それが、私が『現代の経営』で行なったことだった。
私はマネジメントを体系としてまとめたのだった。
ピーター・ドラッカー
経営は体系的な取り組み
今日は、急成長しているIT企業のCEOとお話させて頂く機会がありました。
自身の成長が組織の成果に直結する経営者は例外なく成長意欲の高い人です。
特に今日お会いした経営者は多くのことを学ばれている知識豊富な方でした。
そこに一つの盲点があります。
世の中は様々なハウツーで溢れています。経営理念の立て方、
マーケティングの取り組み、戦略の立て方、経営計画のつくり方、
人事制度を知りたいと思えば、それらの情報を入手することができます。
それらを一つ一つを理解したからといって良い経営を行えるかと言うとそれは違います。
たとえ一つ一つが優れた理論であったとしても、基本と原則を無視してしまえば、
それらは「成功の注釈」でしかありません。これが陥りやすい盲点です。
「なぜ、優れた方法を学び実行しているのに良くならないんだろう」。
これが盲点に陥ったときの状態です。
だからこそ、「経営を体系的に行う」必要があるのです。
あらゆる経営の手法がピーター・ドラッカーにたどり着くと言われます。
ドラッカー教授ほど経営を体系的に教えてくれる人はいません。
事実、ドラッカー教授は多くの組織に繁栄をもたらしてきた人です。
継続的な成長のために、「成功の注釈」を雑につなぎ合わせるのではなく、
体系的に経営を取り組まれることをおススメします。
詳しくは、こちらでお読みになれます
ドラッカー5つの質問
著 者 :山下 淳一郎
出版社 :あさ出版 1,300円(税別)
成功を収めている企業は、「われわれの事業は何か」を問い、
その問いに対する答えを考え、明確にすることによって
成功がもたらされている。
ピーター・ドラッカー
ドラッカーの話を聞きたい社長様へ
基本と原則に反する者は例外なく破綻する。
ピーター・ドラッカー
今以上に事業を伸ばしていくためには基本と原則は不可欠です。
さらなる発展のために、ドラッカーを学びましょう。