事業のマネジメントは、いかに経営学が健全であり、
いかに経済分析が慎重であり、いかに諸々の手法が
優れていたとしても常に人間的な要因に戻る。
ピーター・ドラッカー
6つのTogether
今日、ドラッカー5つの質問を
取り組まれている会社の社長と懇談いたしました。
現実うまく進まずに困っているとのことで、
「どうすればうまくいくか」といったお話になりました。
事業を進めているのは「人」であり、
事業を利用する側も「人」です。
たとえ優れた方法論を活用していたとしても、
主体者である「人」を忘れてしまえば、
何の意味もありません。
事実、常に課題となるものは、
組織内にあっては人のスキルや能力だけで
解消することのできない「何か」であり、
お客さまにあっては理論だけで
解明することのできない「何か」です。
事業に生命をもたらすのは、「人」です。
「人」が中心に置かれない組織は形骸化し、
事業は実効性を失ってしまいます。
起こすべき行動を知っているのは社員さんです。
それは、いま起こっていることを
知っているのは社員さんだからです。
お客さまの声、社員さんの知恵こそ
会社の財産です。文字通り、
人材は人財です。「人」に上も下もありません。
ミュンヘン大学のギド教授は、
「6つのTogether」を提唱されています。
「6つのTogether」とは、
共に知る、共に語る、共に働く、共に決定する、
共に責任を担う、共に感ずる、です。
「共に」とは、上司と部下です。
部の中または課の中で、お客さまのニーズや
自分たちの考えを共有するということです。
それらを共有したならば、
共に話し合っていかなければなりません。
話し合いによる決定によって、
それぞれが自己決定感を持ち、
協力し合って仕事を進める。
また、人それぞれ感性も解釈も異なるがゆえに、
感じたことを共有していくことが必要です。
その状態をつくるお手伝いが、
わたしたちのサービスです。
- 共に知る
- 共に語る
- 共に働く
- 共に決定する
- 共に責任を担う
- 共に感ずる
詳しくは、こちらでお読みになれます
ドラッカー5つの質問 山下 淳一郎
成功を収めている企業は、「われわれの事業は何か」を問い、
その問いに対する答えを考え、明確にすることによって
成功がもたらされている。
ピーター・ドラッカー
もっとドラッカーを知りたい社長様へ
基本と原則に反する者は例外なく破綻する。
ピーター・ドラッカー
今以上に事業を伸ばしていくためには基本と原則は不可欠です。
さらなる発展のために、ドラッカーを学びましょう。