企業が存在しうるのは、成長する経済のみである。あるいは少なくとも、変化を当然とする経済においてのみである。そして企業こそ、この成長と変化のための機関である。
ピーター・ドラッカー『イノベーションと企業家精神』
企業は市場に変化を起こす組織
既に年間計画の立案を終え、上半期の目標達成に向けての経営会議がスタートしました。弊社ではなくお取引先のお客さまがです。前回の経営会議であることを発見しました。それは達成する目標は新しいものであるにも関わらず、起こそうとされている行動はいままでのものと同じということです。今回は、"起こすべき行動は何か?"について徹底的に議論を重ねた経営会議となりました。
不透明な経済の中で、起こった変化に受け身でいるのではなく、市場を成長させるために、市場に変化を起こしていくのが、進化する組織の舵を取る 経営者お一人おひとり です。市場を成長させるということは顧客を創造するということです。それはお客様を創り出すということです。変化を起こすということは昨日を捨てるということです。それは、明日の扉を開くために、何かをやめ、何かを変え、何かをはじめるということです。
市場を変えようとすれば、あげるべき成果も変わります。あげるべき成果が変われば、起こされるべき行動も変わります。御社は次年度、何をやめ、何を変え、何をはじめられるのですか?。起こすべき行動は何か。今日の行動が明日を左右します。