
明日を実現するための第一歩が、昨日を廃棄することである。
明日新しいことを行えるようになるための前提は、
もはや生産的でないもの、陳腐なもの、陳腐化したものから
自由になることである。
ピーター・ドラッカー『マネジメント』
挑戦する前に行うこと
本日も、行政組織にて研修をさせて頂きました。研修とは自己開発の支援です。研修とはいえ、わたしの仕事は、「知識を教えること」ではありません。 わたしの仕事は人が強みを生かして成果をあげている社会をつくることです。それは、組織が適切に運営され人が適切なことを行っている状態です。
どんな組織も次から次へと仕事は増えていきます。といって、いま行っている仕事にただ新しい仕事を追加していくだけでは、やがては仕事をこなすことで精一杯になってしまいます。気づかないうちに、やっつけ仕事にさえなってしまうこともあるかもしれません。そうなれば、働く人は「成果」ではなく「努力」にその関心が注がれるようになってしまいます。
そのような状態にならないためにも、成果のあがらなくなった仕事を見つけて、いままで行っていた仕事をやめていくことが必須です。仕事は何らかの挑戦がつきものであり、わたしたち人間もまた何かに挑戦したいという本能を持ち合わせています。本日の研修では、成果のあがらなくなった仕事を見つけて、それをやめていく事の必要性とその取り組み方についてお伝えさせて頂きました。
- いまよりさらに使命に貢献できることは何か
- いま何にどれくらい時間を使っているか
- その仕事はどのくらい成果をあげていくか
- 変えた方がいい仕事は何か
- 他の人にお願いした方がいい仕事は何か
- やめてもいい仕事は何か
- あらたに仕事を組み直す