組織は、自らのために存在するのではない。組織は手段である。
それぞれが、それぞれの社会的な課題を担う社会のための機関である。
組織の目的は、人と社会に対する貢献である。
したがって、活動の評価基準は自らの外にある。
ピーター・ドラッカー
人材マネジメント
今日は、淑徳大学エクステンションセンターにて「MBAのエッセンスが学べる講座」でした。第4回目のテーマは、人材マネジメントでした。本日も経営者、税理士、経営コンサルタント、大手企業の管理職といった様々な方にいらしていただきました。心より感謝申し上げます。
人材マネジメントとは人材の管理のことではありません。もとより思考労働の思考の中身を管理することなど不可能です。人材マネジメントとは、一人ひとりが成果をあげ、一人ひとりが成長し続けていくための組織運営です。一人ひとりが自己決定感をもって成果をあげるための取り組みが人材マネジメントです。
組織の目的は組織の外にあります。組織の成果も組織の外にあります。それを測る物差しもまた組織の外にあります。人と社会に対する貢献度合を把握していくことによって、人と社会にどれくらいお役にたてているかを知ることができます。こうして、一人ひとりの労力を成果に結び付けていくことができます。ぜひ、仕事の結果を測る物差しを明らかにしてください。