経営者には、外部の人間の客観的なアドバイスが必要である。
意思決定について話し合い、耳を傾けることのできる相談相手を
必要とする。ただしそのような人間は社内ではめったに見つからない。
経営者の判断や強みを問題にできる外部の人間が必要である。
ピーター・ドラッカー
原理原則を伝える人
山下さんのお仕事は経営者を指導することですよね。
しばしば、そう言われることがあります。まったく違います。
わたしの仕事は「指導すること」ではありません。
わたしの仕事は 「経営者に経営をしていただくこと」です。
経営をするということは、全体を全体として見て、
適切な意思決定によって社会に利益をもたらすことです。
そのために、経営の原理原則をお伝えしています。
自分の右手で自分の右ひじがつかめないように、
自分の肉眼で自分の背中を見ることができないように、
一人の人間の認識にもおのずと限界があります。
また、どんなに優秀な脳外科医でも自分で
自分の脳を手術することはできません。
ここに第三者の必要性があるのです。
外部の人間による客観的な視点と言葉を得ることによってはじめて、
一人の限界を超えることができます。
俗に、"3種類の人を持て"と言う言葉あります。
一つは師匠と仰ぐ人。もう一つは直言してくれる人。
そして、原理原則を伝えてくれる人。
わたしは、師匠と仰がれる対象ではありませんし、
直言することもしません。わたしは、経営者に対して、
「経営の原理原則を伝える人」です。
詳しくは、こちらでお読みになれます
ドラッカーが教える最強の経営チームのつくり方 | 山下 淳一郎
人間関係に関わりなく、トップマネジメントはチームとして機能しなければならない。
ピーター・ドラッカー
ドラッカーをさらに知りたい社長様へ
基本と原則に反する者は例外なく破綻する。
ピーター・ドラッカー
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