あらゆる組織が自らの成果とすべきものを知らなければならない。
あらゆる組織が自らの目的とするものを明確にするほど力をもつ。
評価の基準となる明確な尺度をもつほど大きな成果をあげる。
ピーター・ドラッカー
どれだけ社会のお役に立てているか
会社は、お金を所有することができ、
お金を借りることができ、物を買うことができ、
場所を借りることができます。
会社は、法律によって人間と同じ権利を
与えられた存在です。だから法人格と言うのです。
存在を許され、人間と同じ権利を与えられるのは、
社会のお役に立つからです。「勝手に儲けていいですよ」
ということではないのです。
「うちの会社は、どうやって社会のお役に立とうとしているのか」
「うちの会社は、与えられた命を何に使うのか」。
それが会社のミッションです。
一方で、ミッションが共有されたからといって、
完全なる状態が保障されるわけではありません。
もとより、不完全な「人」が集まる「組織」ですから、
「組織」もまた不完全な存在です。
たとえどんないい会社であったとしても、
不完全なものを如何にして完全なものに
近づけるかという課題は、常について回ります。
だからこそ、ミッションへの貢献度合い、
どれだけ社会のお役に立てているか
といった成果をモニターしていく必要があるのです。
ドラッカーはこう言っています。
あらゆる組織が自らの成果とすべきものを知らなければならない。
あらゆる組織が自らの目的とするものを明確にするほど力をもつ。
評価の基準となる明確な尺度をもつほど大きな成果をあげる。
ピーター・ドラッカー
成果とはミッションに対する貢献度合いです。
その成果が共有されていなければ、
社員さん一人ひとりの仕事は
バラバラなものになってしまいます。
御社の成果は何でしょうか?。
ぜひ、社内で話し合ってみてください。
詳しくは、こちらでお読みになれます
ドラッカー5つの質問 山下 淳一郎
成功を収めている企業は、「われわれの事業は何か」を問い、
その問いに対する答えを考え、明確にすることによって
成功がもたらされている。
ピーター・ドラッカー
ドラッカーをもっと知りたい社長様へ
基本と原則に反する者は例外なく破綻する。
ピーター・ドラッカー
今以上に事業を伸ばしていくためには基本と原則は不可欠です。
さらなる発展のために、ドラッカーを学びましょう。