倒産の危機に瀕し、悪戦苦闘していた通信販売専門の会社シアーズを
10年と経たないうちに世界的な小売業へと変身させたのは、
まさにその定めた使命によってであった。
同社は『アメリカの全家庭にとって十分な情報をもつ責任ある
バイヤーとなる』ことを自らの使命と定めたのである。
ピーター・ドラッカー
どのようにすれば社会のお役に立てるのか
それは事業の死
ありとあらゆる組織が人と社会のお役に立つために存在しています。
事業の対象である人と社会は絶え間なく変化し続けています。
ゆえに、いま行っていることと同じことを続けていては、
いつか必ず人と社会のお役に立てなくなってしまいます。
人と社会のお役に立てないことは事業の死を意味します。
追求し続けるべきテーマ
人と社会が変化し続ける以上、事業は常に進化し続けなければなりません。
どのようにして社会のお役に立つのか、その内容が「使命」です。
ゆえに、使命は働く一人ひとりが追求し続けるべき重要なテーマです。
使命を検証する
米国の通販会社シアーズ社は、「自分たちはどのようにすれば
社会のお役に立ち続けることがてきるのか」を追求し、その使命を再定義しました。
その結果シアーズ社は大きく繁栄していきました。わたしはお客様に1年に1回、
「使命について検証する場をもつこと」をおススメしています。
ぜひ、使命を検証する場をもたれてみてくださいね。
※注釈
シアーズ:米国のシアーズローバック社(詳しく見る)