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お客さまが価値ありと認める工夫

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市場などすでに存在するものをはるかに生産的な一つの全体に発展させるために、小さな欠落を発見し、その提供に成功することである。
ピーター・ドラッカー『創造する経営者』

お客さまを創り出すということ

 

明治時代、西洋から日本に靴が輸入されました。当時、足袋や下駄を履いていた日本人にとって、靴はまったく馴染みませんでした。そこで福岡に住んでいた石橋正二郎という人が、足袋の裏にゴムを貼り付けました。そのようにして、靴を履くお客さまを創り出していきました。

足袋にゴムを貼り付ける工夫を凝らして靴を履くお客さまを創り出した石橋正二郎さんの会社は、「石橋」→「橋石」→「Bridge Stone」→「ブリッジストン」となり、ご存知のように、現在はゴムをつかってダイヤをつくるグローバル企業になっています。石橋正二郎さんが行ったことは、既にあるものに誰もやらなかった工夫を加えることで新しい価値を生み出し、その価値の提供に成功したと言えます。

昨今では、アップルコンピューターは、既存の技術を複合させて、誰もやらなかった工夫をすることによって新しい価値を生み出しました。まさにiphoneを使うお客さまを創り出しました。もしかすると、新しい活路が拓けるときとは、お客さまが価値ありと認める工夫をしたときなのかもしれません。

 

 

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