重要な成果を生むために必要とされる基幹活動に焦点を合わせなければならない。
しかるのちに、その基幹活動を可能なかぎりシンプルに組み立てなければならない。
重要なことは、組織の目的を常に念頭におくことである。
ピーター・ドラッカー
重要な取り組み
会社であろうが会社でなかろうが組織には目的があります。
組織の目的とは、社会に存在する理由です。
一言でいえば、「社会のお役に立つために成し遂げたい何か」です。
基幹とは中心です。活動とは取り組みのことです。
分析とは、「現実を客観的に把握するということ」です。
したがって、基幹活動分析とは、「現実を客観的に把握したうえで、
組織の中心に置くべき重要な取り組みをしっかり決めましょう」ということです。
ドラッカーはこう言っています。
重要な成果を生むために必要とされる基幹活動に焦点を合わせなければならない。
しかるのちに、その基幹活動を可能なかぎりシンプルに組み立てなければならない。
重要なことは、組織の目的を常に念頭におくことである。
何のためかを忘れず、成果をあげるために必要不可欠な取り組みを組み立てなさい
と言っています。そうでなければ成果をあげることができなくなってしまうからです。
ぜひ次のことに取り組みましょう。それが基幹活動分析を実践していることになります。
- 自分たちの目的は何か？
- 自分たちの強み（得意なこと）は何か？
- どんな分野で成果があげる必要があるのか？
- 得意なことを生かして成果をあげるために必要不可欠な取り組みは何か？
- その取り組みをどう組み立てるか？
