
考えるべきは、ミッションは何かである。
ミッションの価値は、正しい行動をもたらすことにある。
ミッションとは組織に働く者全員が自らの貢献を
知りうるようにするものでなければならない。
ピーター・ドラッカー
働く者全員が自らの貢献を知りうるように
経営理念。経は、人が幸せになる教えがまとめられたもの。
営は、怠らず励むこと。理は、人としての正しい道。
念は一途な想い。経営理念を持たない会社はありません。
経営理念があるにも関わらず、日々の仕事の目的が
売上げになっているのはおかしな話かもしれません。
もちろん、企業は売上げを上げ、
利益を確保しなければなりません。
人間は、栄養がなければ死んでしまいます。
しかし、わたしたち人間は栄養を摂ることを目的に生きていません。
それと同じように、会社も売上げがなければ死んでしまいます。
しかし、会社も売上げを上げることを目的に生きていないのです。
会社は、経営理念という目的のために存在しているのです。
生き続ける手段として、売上と利益が必要なだけです。
正しい行動をもたらすために、次のように、
経営理念の実態を一歩深めて考えてみたいと思います。
- 事業とは、経営理念の具体的な行い
 - 仕事とは、経営理念のため献身的な行い
 - 業務とは、経営理念を実現するための仕事の流れ
 - 取引とは、経営理念の実現に向けた約束
 - 信用とは、経営理念に対する正直さの証
 - 役員とは、経営理念を実現するリーダー
 - 社長とは、経営理念を実現するリーダーの代表
 - 幹部とは、経営理念の実現を牽引する人
 - 組織とは、経営理念のために人を活かす手段
 - 社員とは、経営理念を同じくする同志
 - 同僚とは、経営理念のため切磋琢磨しち合う同志
 - 先輩とは、経営理念に指し導いてくれる人
 - 後輩とは、経営理念を後継する人
 - 上司とは、経営理念のため部下を強みを生かす人
 - 部下とは、経営理念のため上司の強みを生かす人
 - 昇格とは、経営理念に向けてさらに高い責任を担うこと
 - 報酬とは、経営理念への労力が経済的価値になったもの
 - 育成とは、経営理念のために力を養ってもらうこと
 - 成長とは、経営理念を広げる力が強く大きくすること
 - 商品とは、経営理念に基づいてお客様を幸せにするもの
 - 目標とは、経営理念を目指す途中の旗印
 - 営業とは、経営理念を体現させて頂く手段
 - 会議とは、経営理念を実現するための行動を決めるところ
 - 成果とは、経営理念に対する貢献度合い
 - 経費とは、経営理念のために必要なエネルギー源
 - 予算とは、経営理念を実現するための資源の配分
 - 売上とは、経営理念を実行した結果を数値で示したもの
 - 利益とは、経営理念を実行し続けるために必要なもの
 - 安定とは、経営理念を実行し続けるために必要なこと
 

 





