成果を上げる能力は修得できる。
成果を上げることは、学ぶことはできるが教わることはできない。
成果を上げることは、教科ではなく修練である。
ピーター・ドラッカー
知識を得るために実施するのが研修。
成果を得るために活用するのがコンサルティング。
いつもお読みいただきありがとうございます。
形のないサービスは、お客様から見てわかりにくいものですね。
研修とコンサルティングもその一つでしょう。
以前、「研修とコンサルティングは全く違う」という話をさせて頂きました。
今回は、「講師とコンサルタントは全く違う」というテーマでお話をさせて頂きます。
研修は「自身の成長のためにある分野の知識を学ぶ行為」であり、
コンサルティングは「事業の成功に向けて手伝ってもらうこと」です。
研修とはいわば教育事業であり、コンサルティングは支援事業です。
教育事業に携わる研修を行う人が講師で、
支援事業であるコンサルティングを行う人がコンサルタントです。
講師は「ある分野の知識を教える人」であり、
コンサルタントは「実務をお手伝いする人」です。
研修とコンサルティングがまったく違うものである様に、
講師とコンサルタントも違う仕事です。
もちろん講師とコンサルタントに優劣はありません。
言えることは、得たい結果に対してどちらが合っているかというだけです。
現実、コンサルタントと名乗りながら講師である人もいます。
得たい結果に対して方法を間違えてしまえば得たい結果が得られません。
「学びたい場合」は講師を使い、「成果をあげたい場合」は
コンサルタントを雇うのがいいでしょう。
着実に得たい結果を得るために、
講師とコンサルタントを使い分けられることをお薦めしています。
最後までお読みいただきありがとうございます。