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ドラッカーの名言

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それは、どちらが正しいか

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あらゆる企業が、利益のあがる活動のすべてに進出すべきでもない。
あらゆるマネジメントが、それぞれの能力をもち、それぞれの限界をもつ。
それらの能力や限界を超えて手を広げるならば、
いかに利益があがるはずの事業でも失敗に終わる確率は高くなる。

ピーター・ドラッカー

 

社会のどこを担当させていただくか

 

ある日カフェでコーヒーを飲んでいた時のことです。
うちの会社の方が正しい、いや正しいのはうちの会社だ。
たまたま、私はそんな議論が交わされている
見知らぬお二人の隣におりました。

 

耳に飛び込んでくるお話の内容からして、
そのお二人ともコンサルティング会社で
お仕事をされている方でした。
もとより、あらゆるヒトに、あらゆるコトを
提供できるコンサルティングなどこの世に存在しません。

 

特定のヒトに、特定のコトを提供している
コンサルティング会社はたくさんあります。
ここでいう、特定のヒトが「お客様」で、
特定のコトが「事業」です。

 

たとえば、ひと言に医師と言っても
内科と外科とでは仕事がまったく違います。
内科の医師は、お腹が痛い人を担当し、
お腹の回復を担当しています。
外科の医師は、骨折した人を担当し、
骨の回復を担当しています。

 

それと同じように、ひと言にコンサルティングと
言っても会社によって事業内容がまったく違います。
事業は「社会のどんなヒトを担当させていただくか」
「社会のどんなコトを担当させていただくか」
ということにつきます。
ドラッカーはこう言っています。

 

それぞれの能力をもち、それぞれの限界をもつ。
それらの能力や限界を超えて手を広げるならば、
いかに利益があがるはずの事業でも失敗に終わる確率は高くなる。
ピーター・ドラッカー

 

 

外科の医師が内科の手術をすれば
手術が失敗に終わる確率は高くなります。
それは、患者さんにとって良くないことです。
内科は内科、外科は外科です。

 

うちの会社の方が正しい、いや正しいのはうちの会社だ。
この議論はナンセンスでしょう。
どんな想いで事業を行っているのか。
どんな人のお役に立ちたいのか。
どんな人のお役に立てるのか。
それを見失わずにいたいものだと、
コーヒーを飲みながら、
自分の事業について考えさせられました。

 

 

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詳しくは、こちらでお読みになれます

ドラッカーが教える最強の後継者の育て方 山下 淳一郎

明日のマネジメントを担うべき人材を今日準備しなければならない。

ピーター・ドラッカー

 

 

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ピーター・ドラッカー

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