人間がつくるものに永遠のものはない。
特に今日では、永続しうるものさえほとんどない。
事業の定義も、やがては陳腐化し、実効性を失う。
ピーター・ドラッカー
挑戦をはじめなければならない
講演は、知見を高めるために役に立つ情報を聴くこと。
研修は、スキルを身に付けるために指導を受けて学ぶもの。
セミナーは、指定の会場に足を運んでノウハウを学ぶもの。
コンサルティングは、成果をあげるための支援を受けるもの。
私の本業は、月に1回契約先の企業様に訪問させて頂き、
経営チームの方々とドラッカーを取り組むコンサルティングだ。
講演は本業ではありませんが、講演させていただいた。
約60名の経営者に次のようなお話しをさせて頂いた。
事業を運営していくには、ビジョンを描く意志が必要であり、
人を方向付けて組織をつくり、事業を開拓する努力が必要だ。
社長一人で何から何までやるのは限界がある。
どんな社長も生身の人間である以上、
得手不得手、向き不向きの仕事があるからだ。
事業の起ち上げを得意とする起業家は
マネジメントを得意としない。
なかには事業の成長度合いに合わせて
自分の役割を変え、起業家から経営者に変身し、
事業を大きく発展させる人がいる。
しかし、ほとんどの人が、そのまま起業家であり続ける。
安定した事業のマネジメントに慣れた人は、
激しい変化に適応する強みを持たない。
長期の開発に基づいて事業を運営することに慣れている人は、
流行を追いかけて物を販売する仕事を得意としない。
経営者の得手不得手、向き不向きに関わらず、
事業の危機はいつか必ずやってくる。
「わが社はこれまで順調に成長してきた。
今も順調な時と同じようにやっているが、
ここ何年か業績はずっと横ばいだ。」
そんな声をよく聞く。ドラッカーはこう言っている。
人間がつくるものに永遠のものはない。
特に今日では、永続しうるものさえほとんどない。
事業の定義も、やがては陳腐化し、実効性を失う。
ピーター・ドラッカー
事業は人間がつくるものだ。
今の事業は古いものとなり、
いつか力を失う、ということだ。
ありとあらゆるものが変化していく。
変化しないものはこの世にない。
今やっていることを続けることが最大のリスクだ。
会社が生き続けるためには、
事業の姿を変えていかなければならない。
マンネリから脱し、挑戦をはじめなければならない。
事業を新しい次元に進化させていかなければならない。
そして、新しい事業を起こしていかなければならない。
詳しくは、こちらでお読みになれます
ドラッカーが教える最強の経営チームのつくり方
著 者 : ドラッカー専門の経営チームコンサルタント 山下 淳一郎
出版社 : 同友館 1,600円(税別)
トップマネジメントがチームとして機能するには、いくつかの厳しい条件を満たさなければならない。
チームはシンプルではない。仲のよさで機能させることはできない。好き嫌いは問題ではない。
人間関係に関わりなく、トップマネジメントはチームとして機能しなければならない。
ピーター・ドラッカー
ドラッカーの話を聞きたい社長様へ
基本と原則に反する者は例外なく破綻する。
ピーター・ドラッカー
今以上に事業を伸ばしていくためには基本と原則は不可欠です。
さらなる発展のために、ドラッカーを学びましょう。