生産性を向上させる条件は、大きなものだけで6つある。
仕事の目的を考えさせる。生産性向上の責任を負わせる。
イノベーションを行わせる。継続して学ばせる。
量より質であることを理解させる。
彼らをコストではなく資産として遇する。
ピーター・ドラッカー
働く人が自発的にやる気を起こし、
創意工夫したいと思える組織運営を確立する
会社が成長しているかどうかー。
何でわかるでしょうか。
それは、生産性が上がっているかどうか、
でわかります。
生産性とは、「費やした労力に対して
得られる成果の度合いのこと」です。
費やした労力に対して
得られる成果が低ければ「生産性が低い」といい、
費やした労力に対して得られる成果が高めれば
「生産性が高い」ととなるわけです。
どんな会社も、費やした労力に対して
得られる成果をより高いものにしたい
と考えています。では、生産性を高めるためには
どうすればいいのでしょうか?。
ドラッカーはこう言っています。
生産性を向上させる条件は、大きなものだけで6つある。
仕事の目的を考えさせる。生産性向上の責任を負わせる。
イノベーションを行わせる。継続して学ばせる。
量より質であることを理解させる。
彼らをコストではなく資産として遇する。
ピーター・ドラッカー
モノづくりで成功をおさめてきた日本は、
「体を動かす仕事」大半を占めていました。
1990年代を境に仕事のやり方が大きく変化しました。
「知識を使って価値を生む仕事」が
仕事の大半を占めるようになりました。
「体を動かす仕事」は仕事の内容は
予め決められています。したがいまして、
「体を動かす仕事」は「何を行うか」ではなく、
「どのように行うか」を考えればよかったのです。
事実、「知識を使って価値を生む仕事」は、
今年社会人になった新人の人でさえ、
出勤したらメールをチェックするか、
上司に報告するか、会議の議事録を書くかは、
自分の判断で決めて仕事にあたっています。
「知識を使って価値を生む仕事」は、
「どのように行うか」ではなく「何を行うか」を
考えなければなりません。経営者の仕事が
大きく変わったのです。
「働く人が自発的にやる気を起こし、
創意工夫したいと思える組織運営を確立すること」が
経営者の仕事になりました。そのために、
次の6つを組織運営に組み込んでください。
「費やした労力に対して得られる成果を
より高いものにすることができるように
なっていくでしょう。
- 仕事の目的を明確にする
- 生産性向上を仕事にする
- 変革を仕事にする
- 継続して学ぶことを仕事にする
- 仕事の量より仕事の質を見ていく
- 価値を生んでくれる人として敬意をもって接する
詳しくは、こちらでお読みになれます
ドラッカーが教える最強の経営チームのつくり方 | 山下 淳一郎
人間関係に関わりなく、トップマネジメントはチームとして機能しなければならない。
ピーター・ドラッカー
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