企業とは何を理解するには、企業の目的から考えなければならない。
企業の目的は、それぞれの企業の外にある。
事実、企業は社会の機関であり、その目的は社会にある。
企業の目的として有効な定義は一つしかない。
すなわち、顧客の創造である。
ピーター・ドラッカー
会社は何のためにあるのか
私たちの周りにはたくさんの会社があります。
会社はいつどのようにしてできたのでしょうか。
1865年、「良い社会を創ろう」という
志を持った若者たちがいました。
その若者たちが海外と取引を行う組織を作りました。
これが日本の株式会社の原型と言われています。
1873年に銀行が誕生しました。
これが日本で最初の株式会社です。
そもそも、会社は何を目的に
存在しているのでしょうか?
目的とは、「何のために」ということですね。
会社は何のために存在しているのでしょうか
ドラッカーはこう言っています。
企業とは何を理解するには、企業の目的から考えなければならない。
企業の目的は、それぞれの企業の外にある。
事実、企業は社会の機関であり、その目的は社会にある。
企業の目的として有効な定義は一つしかない。
すなわち、顧客の創造である。
ピーター・ドラッカー
「頑張ってたくさん儲けよう」ではなく、
「頑張って多くの方に喜んでもらおう」、
これが会社です。会社はお客様のお役に
立てなければ、社会から退場をさせられます。
会社はお金儲けをするために
存在しているかのように考えられていますが、
会社は、幸せな人を増やすために存在しているのです。
幸せな人とは、お客様のことです。
会社はお客様を増やしていかなければ死んでしまいます。
しかし、お客様を増やすためにはお金が必要です。
人を採用したり、物を買ったり、
会社はお金をやりくりしなければなりません。
会社は国から予算をもらえませんし、
誰も寄付してくれません。
だから、会社は必要なお金を、
自分たちでなんとかしなければなりません。
会社は、必要なお金をお客様から
少しずつ負担してもらっているのです。
それを利益と呼んでいます。
社会はそのように、お互いが利益を与え合って、
協力し合う仕組みになっているのです。
会社の利益は未来のお客様のためにあるのです。
事業をもっと良くしていくために、
お客様にもっとお役に立つために、
会社は利益を生まなければならないのです。
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日本に来たドラッカー 初来日編 山下 淳一郎
この世にあって何がしかの責任を担う者であるならば、
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10年後、50年後、100年後にも読むべきものである。
ジム・コリンズ
ドラッカーをもっと知りたい社長様へ
基本と原則に反する者は例外なく破綻する。
ピーター・ドラッカー
今以上に事業を伸ばしていくためには基本と原則は不可欠です。
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