コンサルタントとしての私の最大の強みは
無知になりいくつかの質問をすることである。
ピーター・ドラッカー
(Photo Credit:一般社団法人日本経営協会)
良い決定をするためのお手伝い
写真提供:一般社団法人日本経営協会
いつもお読みいただきありがとうございます。
今回は「ドラッカーのコンサルティング」
についてお話をさせて頂きます。
ドラッカーは、大学の教授として
教鞭に立ちながら、約40冊の著作を出し、
コンサルタントとしても活動していました。
ドラッカーは、フォーチュン500社に
名を連ねる企業をはじめ、政府、病院、大学、
美術館、慈善団体、大リーグ球団、教会、中小企業と
経営陣が抱える諸問題に65年以上取り組まれてきました。
ドラッカーのコンサルティングは
どんなコンサルティングだったのか、
意外と気になる方は少なくないと思います。
ドラッカーは、トップマネジメントの
コンサルタントでした。「経営コンサルティング」ではなく
「経営者コンサルティング」です。噛み砕いて言えば、
「理論だけで割り切って進めるコンサルティング」ではなく
「現実の意思決定を助けるコンサルティング」です。
人生について何かを決めることができるのは
その人生を生きるご本人です。同じように、
会社について何かを決めることができるのは
その会社の経営者ご本人だけです。
トップマネジメントのコンサルタントの役目は、
どこまでも「良い決定をするためのお手伝い」です。
ドラッカーは、次のように言われています。
コンサルタントとしての私の最大の強みは
無知になりいくつかの質問をすることである。
ピーター・ドラッカー
コンサルティングという仕事は
目に見えないサービスのでわかりにくいものです。
経営者であるお客様が、自ら答えを発見する導き、
それがドラッカーのコンサルティングです。
もちろん、それはドラッカー本人にしかできないことです。
経営者の方の様々なお考えをお聞きし、
その実現に向けたお手伝いをさせて頂き、
その後の成果を聞けることは、
本当に嬉しいものです。
詳しくは、こちらでお読みになれます
ドラッカー5つの質問 山下 淳一郎
成功を収めている企業は、「われわれの事業は何か」を問い、
その問いに対する答えを考え、明確にすることによって
成功がもたらされている。
ピーター・ドラッカー