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ドラッカーの名言

東証一部上場企業様を中心に経営チームの支援をを行っています。


後継者に必要な4つの能力

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第一が、人のいうことを聞く意欲、能力、姿勢である。
聞くことは、スキルではなく姿勢である。誰にもできる。
そのために必要なことは、自らの口を閉ざすことだけである。

ピーター・ドラッカー

 

言い訳をしない。
これが、後継者に求められる能力

 

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「当然だが、能力を備え、みんなに支持される人。
みんなで経営するのだから、その人の言うことだったら
聞いていいという人間でないと経営者にはなれない。
能力があっても、気遣いがないとね。」

 

これは、「後継者の条件は何ですか?」という質問に対する、
株式会社ファーストリテイリングの代表取締役会長兼社長、
柳井正さんが答えです。

 

後継者に必要な能力をひと言でいえば、リーダーシップです。
リーダーシップは、良いでものでも悪いものでもありません。
何のためのリーダーシップかが問題なのです。

 

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ソビエト連邦のスターリンは自分の考えに
賛同しない人たちを処刑し、ドイツの独裁者ヒトラーは
約600万人もの命を奪い、毛沢東は政争において
約4000万人を殺害したと言われています。
史上類を見ない悪夢を世にもたらしました。

 

 

しかし、この3人は、卓越したリーダーシップを
持っていました。このように、リーダーシップは、
良いでものでも悪いものでもないのです。
何のためのリーダーシップかが問題なのです。

 

リーダーとは、リードする人です。リーダーに必要なのは、
「人と組織を価値ある方向へリードする力」です。
では、「人と組織を価値ある方向へリードする力」
とはいったい何でしょうか。それは4つあります。

 

「たしかに、人件費はコストです。しかし、社員を
単なるコストの対象としか見ない経営者は、
経営者として失格だと思います。経営学の大家と呼ばれる
ピーター・ドラッカーは、人件費がコストであることは間違いない、
しかし人は材料ではなく、財産だ、と言っています。
“人材”ではなく“人財”なのです。」

 

こう語ったのは、観光バスと知られる、
株式会社はとバスの元社長、宮端清次さんです。
当時、はとバスは70億円もの借金があり、
しかも4年連続で赤字が続き、倒産寸前の状態でした。

 

宮端さんは、はとバスの経営を立て直するために、
同社の筆頭株主である東京都庁から天下って、社長となりました。
はとバスの年間の人件費は55億円。社員1割の賃金カットを行うと、
おおまかに言えば、約5億5000万円を削減ができます。「

 

社員の賃金カットなんて一番やりたくない。
しかし、このままでは、本当に会社は潰れてしまう…」、
そう思った宮端さんは、断腸の想いで、
社員に協力を求めました。多くの理解を得ることができたものの、
一人だけ宮端さんに抗議する人がいました。
それは入社して20年以上経つ、ベテランの運転手さんでした。

 

「私たち従業員は何十年も、経営者の方針どおり、
懸命に働いてきました。なのに赤字、しかもそれを
4年間も放っておいて、二進(にっち)も三進(さっち)も
いかなくなったからといって、そのツケを従業員にまわし、
一方的に賃金カットを押し付けることは何事ですか?
あなたの経営者責任は何ですか?」

 

宮端さんは最近社長になったばかりです。
4年も赤字を放っておいのは、前任の社長であって
宮端さんではありません。しかし、宮端さんは、
椅子から立ち上がり、こう言って頭を下げました。

 

「申し訳ない。心からお詫びをする。皆さんを
もう二度とこんなに辛く、悲しい気持ちにさせないと約束する。
だから、今回は、はとバスのために一緒に頑張ってくれませんせか。」

 

宮端さんにしてみれば、
「赤字をつくったのは私じゃないよ。前任の社長だよ」
という想いがあったかもしれません。しかし、宮端さんは、
そんなことを一切口にすることなく、ただただ従業員に
頭を下げたのです。そんな社長だったからこそ、
社員さんはその後、献身的に働いてくれたのだと思います。

 

もし仮に、「赤字を出したのは俺じゃないよぉ。
文句を言いたきゃ、赤字を出した前任の社長に言ってくれよ。」
なんて言う社長がいたらどう思うでしょうか。
言い訳をしない―。これが、後継者に求められる能力です。
ドラッカーはこう言っています。

 

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第一が、人のいうことを聞く意欲、能力、姿勢である。
聞くことは、スキルではなく姿勢である。誰にもできる。
そのために必要なことは、自らの口を閉ざすことだけである。

 

第二が、コミュニケーションの意欲、つまり自らの考えを
理解してもらう意欲である。そのためには大変な忍耐を要する。

 

第三が、言い訳をしないことである。
「自分が間違った」と言えなければならない。

 

第四が、仕事の重要性に比べて、自分などとるに足りないことを
認識することである。リーダーたる者は自らを仕事の下に
おかなければならない。これまた当たり前のことである。

 

 

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詳しくは、こちらでお読みになれます

ドラッカーが教える最強の後継者の育て方 山下 淳一郎

明日のマネジメントを担うべき人材を今日準備しなければならない。

ピーター・ドラッカー

 

 

 

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