最高意思決定機関の助けになること
マネジメントとは、「組織で成果をあげること」です。
コンサルティングとは、「助けになること」です。
財務は公認会計士や税理、法務は弁護士、
「組織で成果をあげるための助け」が
マネジメントのコンサルティングです。
税理士や弁護士が必要なのはわかりますが、
マネジメントにコンサルティングなど
必要なのでしょうか?
ドラッカーはこう言っています。
意思決定について話し合い、
耳を傾けることのできる者を必要とする。
そのような人間は、社内ではめったに見つからない。
創業者の判断やその強みを問題にできる人物が必要である。
ピーター・ドラッカー
事業のことであれば、
「事業をさらに繁栄させていくためには、
お客様の声が欠かせません。重要な情報が必ず目にとまり、
重要な情報を活かしていく仕組みをつくってはいかがですか?」
とお伝えしたりします。
人材育成のことであれば、
「月に1回部門の責任者が集まって
人事に関する情報だけを共有するミーティングをやっています。
先手を打って、ある人の仕事の量を調整してあげたり、
ある人の異動を行ったりしています。
組織を成長させていくためには、
その様な体系的な取り組みが必要です。
そのような助言をして、
「組織で成果をあげるための助けになるもの」が
マネジメントコンサルティングです。
詳しくは、こちらでお読みになれます
ドラッカーが教える最強の経営チームのつくり方 | 山下 淳一郎
トップマネジメントがチームとして機能するには、いくつかの厳しい条件を満たさなければならない。
チームはシンプルではない。仲のよさで機能させることはできない。好き嫌いは問題ではない。
人間関係に関わりなく、トップマネジメントはチームとして機能しなければならない。
ピーター・ドラッカー