最適な状態をつかむためのツールとして
成り行き任せや思い付きで
事業がうまくいくことはまずありません。
だから、アクションプランが必要なのです。
社長ひとりの小さな事業であったとしても、
順調を望むのであればアクションプランは必須です。
絶対にです!
組織で事業を進めているのであれば、
アクションプランが要るか要らないかといった
議論の余地はありません。アクションプランで重要な点は、
「つくること」が目的ではなく「使うこと」が目的です。
したがって、使い方について少々お伝えさせて頂きます。
アクションプランは、予知能力を持たない人間が
考えるものである以上、不確実性の前提のうえにあるものです。
どんなに計画をたてても、計画を邪魔するかのような
予想外の事が次から次へ起こります。
たとえば、飛行機は悪天候になれば遅れますし、
休航にもなります。また新幹線も大雪で
運休になることもあります。
ドラッカーはこう言っています。
行動の前に計画しなければならない。
望むべき結果、予想される障害、必要となる修正、
チェックポイント、時間管理上の意味合いを
考えなければならない。
ピーター・ドラッカー
常に、状況に適応することであり、
けっして、アクションプランをマストのものとして、
仕事を拘束させるために使ってはならないということです。
あくまでも、状況の変化に適応しながら、
常に現在地を把握し、どのような手立てを打つことが
最適な状態をつかむための、下記の点に留意して、
アクションプランをつくったあとは、
必ずツールとして活用してください。
- 望むべき結果
- 予想される障害
- 必要となる修正
- チェックポイント
- 時間管理上の意味合い
ドラッカーを学びたいとお考えの社長様へ
基本と原則に反する者は例外なく破綻する。
ピーター・ドラッカー
今以上に事業を伸ばしていくためには基本と原則は不可欠です。
さらなる発展のために、ドラッカーを学びましょう。