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よくあるご質問

東証一部上場企業様にドラッカー研修を提供しているトップマネジメント株式会社


ドラッカー5つの質問 顧客の価値は何か vol.10

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組織の存在価値は組織の外の世界にある

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マーケティングの目的は販売を不要にすることである。
ピーター・ドラッカー

 

ドラッカーによれば、顧客とは、
企業にとっては財・サービスを買ってくれる消費者であり、
病院にとっては病人であり、大学にとっては学生である。

 

ここにおいて、客となるべきでありながら客になっていない人たち、
つまりノンカスタマーへの関心が事業の明日を決する。
ノンカスタマーに注意しなかったために衰退していく業種、
企業は多い。変化はノンカスタマーから起こるからである。
このノンカスタマーの概念とその重要性を明らかにしたのもドラッカーだ。

 

デパートは自分の店の顧客については十分なデータを持っていたという。
しかしそれでは、新種の膨大な消費者、
たとえば営業時間中に買い物に行くことのできない、
働く女性を満足させることはできなかった。気がついたときは遅かった。
事業とは顧客の創造であるとのドラッカーの言はあまりに有名である。

 

客を創ることをマーケティングという。マーケティングとは販売活動の総称ではない。
販売活動を不要にすることこそ、マーケティングの理想である。
逆に、消費者運動こそマーケティングの恥である。これもインタビューで聞いたことだが、
これからは、およそあらゆるものが、アウトソーシングの検討の対象になるという。
聖域はない。そこに働く者がその分野で一流であってもトップになれない仕事は、
すべてアウトソーシングの対象となる。経理や研究開発も例外でない。
そうすると、どうしてもアウトソーシングできない分野として残るものは、何か。
この問いに対するドラッカーの答えがマーケティングである。
マーケティングこそ、あらゆる事業にとって不可欠の機能である。

 

ドラッカーは組織の存在価値は組織の外の世界にある、
組織の成果は外にあると口を酸っぱくして言ってきた。
組織は一義的に社会のためのものだ。そこにいる人間のためのものではない。
しかしこの当然のことが忘れられる。
客よりも会社、会社よりも上役という思考では明日はない。
これは何も会社にかぎったことではない。あらゆる組織にいえる。

入門ピーター・ドラッカー-8つの顔 『週刊東洋経済』インタビュー上田惇生先生

 

 

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詳しくは、こちらでお読みになれます

ドラッカー5つの質問
著 者 :山下 淳一郎
出版社 :あさ出版 1,300円(税別)

成功を収めている企業は、「われわれの事業は何か」を問い、
その問いに対する答えを考え、明確にすることによって
成功がもたらされている。
ピーター・ドラッカー

 

ドラッカーの話を聞きたい社長様へ

 

ドラッカーセミナー山下淳一郎140.jpg

基本と原則に反する者は例外なく破綻する。

ピーター・ドラッカー

今以上に事業を伸ばしていくためには基本と原則は不可欠です。
さらなる発展のために、ドラッカーを学びましょう。

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