常に新しい機会を創り出す こと
組織の蘇生というと、これまでは魔法の力を持つ
奇跡の人を探すのがお決まりだった。だが事業の定義の見直しに、
ジンギスカンやレオナルド・ダヴィンチはいらない。
必要なのは天才ではなく、勤勉さである。賢さではなく、問題意識である。
そもそもCEOとはそのための存在である。
ピーター・ドラッカー
これまでと同じように続けていれば
事業を利用するのはお客様です。
事業は社会の中に存在しています。
お客様は時々刻々と変わっていきます。
社会も時々刻々と変わっていきます。
ゆえに、事業も時々刻々と変わっていくはずです。
しかし、お客様が変わり、社会が変化しているにも関わらず、
これまでの事業を同じように続けていれば、
事業は古いものになっていきます。
使命を考え直す
事業が古くなったことに気が付いた時に
できることは守りです。経営者はあの手この手を駆使して
様々な手を打ちますが、もはやどれも小手先です。
小手先は長くは続きません。事態は極めて深刻です。
なぜなら、事業が古くなることとは
会社が持つ生命の病気だからです。
したがって、好むと好まざるにかかわらず
事業の根本的な見直しが必須です。
事業の根本的な見直しとは、
「社会の変化に照らしながら、
使命、強み考え直すということです。
CEOはそのためにいる
事業を新しい次元に進化させるのに必要なのは、
勘でもなくセンスでもありません。
頭の良さでもありません。適切な問題意識です。
CEOは常に新しい機会を創り出すための存在するのです。
CEOの仕事は、下記のように、
常日頃から新しい機会を創り出す、
地道な取り組みなのです。
それを取り組むお手伝いをしています。
方向性を明確にする
組織の精神をつくり、組織が追求する理想の姿を明確にすること
- 組織のミッションを定義する
- 未来のあるべき姿を描く。
- 戦略を策定し、経営計画をたてる。
組織が運営される状態にする
一人ひとりの強みを発揮させ、働きやすい状態をつくりだすこと
- 仕事の評価基準を定める。
- 社員の仕事を評価する。
- 組織をつくり、資源を再配置する。
事業が推進されるようにする
既存ニーズを満たし、新たなニーズを創り出す活動を推進すること
- 事業を点検し、軌道修正を行う。
- 既存事業を廃棄する意思決定を行う。
- 新規事業の意思決定を行う。
人材が育つ仕組みをつくる
人材に働き甲斐を提供し、人材が育つ環境をづくり出すこと
- 人事制度を決める。
- 役職を決める。
- 社員を教育する。
(上記は、一部の記載です)
詳しくは、こちらでお読みになれます
ドラッカーが教える最強の経営チームのつくり方
著 者 : ドラッカー専門の経営チームコンサルタント 山下 淳一郎
出版社 : 同友館 1,600円(税別)
トップマネジメントがチームとして機能するには、いくつかの厳しい条件を満たさなければならない。
チームはシンプルではない。仲のよさで機能させることはできない。好き嫌いは問題ではない。
人間関係に関わりなく、トップマネジメントはチームとして機能しなければならない。
ピーター・ドラッカー
経営チームをつくりたいとお考えの社長様へ
いかなる組織といえども、その業績はトップマネジメントにかかっている。
ピーター・ドラッカー
今以上に事業を伸ばしていくためには、経営チームが不可欠です。
さらなる発展のために、経営チームをつくりましょう。