顧客のところへ行って答えを求める
>『ドラッカー5つの質問』amazon
顧客が価値と考えるものはあまりに複雑であって、
彼らだけが答えられることである。憶測してはならない。
顧客のところへ行って答えを求める作業を
体系的に行なわなければならない。
ピーター・ドラッカー
アスクルは「お客さまに、直接必要としているものは何かー」
を聞いていったそうです。そうしてアスクルは、
「文具メーカー」から「オフィスに必要なものを届ける流通事業者」
と急成長を遂げました。
お客さまが必要としているもの「脱臭剤」は、使用側のアピールの意味と
メーカーの考えによって目立つことを目的に、
紫色、ピンク色、黄緑色といった派手な色とされています。
お客さまからあがった要望は、
メーカーが考えているものに反するものでした。
脱臭剤を使用するお客さまは、そんな派手な色なイヤだ、
目立たせる必要はない、という考えだったのです。
アスクルは、の中で「透明の脱臭剤」というものがあがりました。
前述のように「透明の・・・」といったもので、
脱臭剤のメーカーに「透明の脱臭剤」をオーダーしたところ、
メーカーの反応は、"パッケージを透明にしたら脱臭剤は売れない"というものでした。
最終的にアスクルの要望は受け入れられ、「透明の脱臭剤」ができました。
結果、「脱臭剤」の売り上げは、「今までの6倍」になりました。
ぜひ、顧客が価値と考えているものを、
憶測せず、顧客のところへ行って聞いてみてください。
詳しくは、こちらでお読みになれます
ドラッカー5つの質問
著 者 :山下 淳一郎
出版社 :あさ出版 1,300円(税別)
成功を収めている企業は、「われわれの事業は何か」を問い、
その問いに対する答えを考え、明確にすることによって
成功がもたらされている。
ピーター・ドラッカー
ドラッカーの話を聞きたい社長様へ
基本と原則に反する者は例外なく破綻する。
ピーター・ドラッカー
今以上に事業を伸ばしていくためには基本と原則は不可欠です。
さらなる発展のために、ドラッカーを学びましょう。