セルフチェック
トップとして
ボスではなくリーダーでいるか
経営者の仕事は、リーダーシップのひと言に集約されます。
ご自身が経営者として、リーダーシップをどのように発揮できているかを知る、
一つの指標として参考にしいて頂ければと思います。
- わたしは、ボスではなくリーダーである。
- 売上・利益ではない目的を常日頃、社員に伝えている。
- 自分のコピーを求めず部下の個性を大切にしている。
- 部下が自発的に動けるようサポートしている。
- 目標と優先順位を決め、それを実行している。
- 社員に自分で考え、判断させることを心掛けている。
- 部下が話しかけやすい態度や言動をとっている。
- 自分のやり方を押し付けず、個々のやり方を認めている。
- 部下とのコミュニケーションに時間をとっている。
- どの部下とも公平なにコミュニ ケーションととっている。
事業として
目的を明確にしているか
「ものづくり」で成功をおさめてきたわたしたち日本は、
「方法の最適化」が慣習となっています。しかし、「ものづくり」から
「価値づくり」に進化した現代社会において、求められるのは、
「方法の最適化」よりも前に、「責任ある自発性」であり「目的の最適化」です。
- 売上・利益ではない目的が明確になっている。
- 現在の仕事だけでなく、未来に時間を使っている。
- 現在、うまくいっていることを 知っている。
- 現在、うまくいっていないことを知っている。
- ひらめきではなく、体系的に進めている。
- 現在、集中しているもの はこれだといえる。
- 現場の声に耳を傾けている。
- 社員の失敗を責めずにその失敗から学ばせている。
- 優秀な人材が育つ環境づく りに取り組んでいる。
- 社員を元気付けることに心掛けている。
組織として
方法・ルール・体制を決めているか
組織は一人ひとりが自立した人間であることが前提です。
ゆえに、「わたし」と「あなた」では必ずと言って良いほど対立が生じます。
たとえ価値観が異なったとしても、同じ目的を共有することで
共存していくことができます。ルールは現場に任せ、
経営者は文化をつくることに集中したいものです。
- 「わたしは」ではなく、「われわれは」で考えている。
- 「わたしは」ではなく、「われわれは」で発言している。
- 現場とのよき架け橋となっている。
- 経営方針や指示を現場が行動しやすい形で伝えている。
- 従来のやり方に、とらわれずに意思決定している。
- 意思決定の基準があり、それを共有している。
- 論理的思考と創造的思考を使い分けている。
- 考えが異なっていても、話に耳を傾けている。
- 経営チームそれぞれの強みを知っている。
- 経営チームそれぞれの成功体験を知っている。
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ドラッカー5つの質問
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