明日は必ず来る。
そして、明日は今日とは違う。
事業は、ある程度の成功を得ると秩序ある忙しさが生れます。
仕事が忙しけば、良い人材が育ちます。
忙しいことは非常に嬉しいいことです。
だからこそ、目の前の仕事にのみ集中してしまいがちです。
来期は、今期と違います。ゆえに、未来に対する働きかけは
常に行っていかなければなりません。
状況が変われば、昨年の考え方、昨年やっていた取り組み、
昨年行っていことは、古いものになっています。
状況が変化したにも関わらず、これまでの考え方、
これまでのやり方を行っていたのでは、
社会に価値を提供し続けることができなくなってしまいます。
それは事業の死を意味します。
では、どうすればいいのでしょうか。
ドラッカーはこう言っています。
明日は必ず来る。そして、明日は今日とは違う。
今日最強の企業といえども、未来に対する働きかけを
行っていなければ苦境に陥る。個性を失いリーダーシップを失う。
残るものといえば、大企業に特有の膨大な間接費だけである。
ピーター・ドラッカー
それは、「未来に対する働きかけ」を
日常の仕事に組み込むことです。
具体的には、「週1回お客さまの声を集計し、
お客さまの声から変化を見つけ出し、
組織として月1回サービスを見直す」
という取り組みも良いでしょう。
やがて来る苦境を未然に回避するためにも、
ぜひ「未来に対する働きかけ」を
日常の業務に組み込んでください。
ドラッカーをもっと知りたい社長様へ
基本と原則に反する者は例外なく破綻する。
ピーター・ドラッカー
今以上に事業を伸ばしていくためには基本と原則は不可欠です。
さらなる発展のために、ドラッカーを学びましょう。