トップマネジメントの仕事を測る指標
生産性と成果
トップマネジメントの仕事を測る
指標となるのは、生産性と成果二つです。
生産性は、資源を最大限に生かすことです。
資源というとヒト・モノ・カネを思い浮べてしまいます。
ドラッカー教授は、「時間は、借りたり、雇ったり、買ったりして
増やすことができない」と言われています。
時間も貴重な資源なのです。
成果の鍵は集中です。結果として、
資源を最大限に生かせなければ生産性も上がず、
集中するものが定まらなければ成果はあがりません。
時間を体系的に管理する
生産性と成果の二つをつくり出すものこそ、時間管理です。
わたしたちは、解決方法や手段に関心を注ぎがちです。
しかしどんなに優れた方法や手段を施行したとしても、
時間管理を忘れてしまえば、かけた労力のほとんどは
意味のないものとなってしまいます。
ゆえに、トップマネジメントは
時間を体系的に管理する必要があるのです。
ドラッカーはこう言っています。
成果をあげるために習慣化しておくべき5つの能力の最初の一つは
「時間管理」、即ち『何に自分の時間がとられているかを
知ることであり、残されたわずかな時間を体系的に管理することである。
ピーター・ドラッカー
時間管理5つのポイント
- 最高に貢献できることは何か
- 自分の時間は何に使われているか記録する
- 浪費時間を見つける
- やめてしまってもよい仕事を廃棄する
- まとまった時間をもつ
詳しくは、こちらでお読みになれます
ドラッカーが教える最強の経営チームのつくり方
著 者 : ドラッカー専門の経営チームコンサルタント 山下 淳一郎
出版社 : 同友館 1,600円(税別)
トップマネジメントがチームとして機能するには、いくつかの厳しい条件を満たさなければならない。
チームはシンプルではない。仲のよさで機能させることはできない。好き嫌いは問題ではない。
人間関係に関わりなく、トップマネジメントはチームとして機能しなければならない。
ピーター・ドラッカー
ドラッカーの話を聞きたい社長様へ
基本と原則に反する者は例外なく破綻する。
ピーター・ドラッカー
今以上に事業を伸ばしていくためには基本と原則は不可欠です。
さらなる発展のために、ドラッカーを学びましょう。