目標に照らして自らの仕事ぶりと成果を評価測定できなければならない。
それらの情報を手にすることは不可欠である。
しかも必要な措置が取れるよう、
それらの情報を早く手にしなければならない。
ピーター・ドラッカー『マネジメント』
日常の仕事に落とし込まないから
誇りあるものの一員
ドラッカー教授は、「ミッションをもつことは、激動の世の中はますます重要となる。
世界がどう変わろうとも、人は、誇りあるものの一員たることを必要とする。
人生と仕事に意味を必要とする。絆と信条の共有を必要とする。」、と述べられています。
仕事の価値は、働く意欲とエネルギーを与えてくれます。
仕事の価値を決める"使命"が重要であることは言うまでもありません。
使命には理由がある
使命は決めたからと言って、
それが自動的に組織に浸透していくわけではありません。
どんなに使命を伝えても、"なぜ、その使命が重要なのか"を
伝えなければ、浸透していくことがありません。
ぜひ、あなたがその使命を重要と考える理由を伝えていってください。
使命から目標へ
もう一つ。使命を日常の仕事に落とし込むことが必須です。
具体的には、一人ひとりが自分の仕事と使命からつくりだされた目標に
照らして確認していくことです。そうすることによってはじめて、
使命がお飾り物で終わることなく一人ひとりの日常の仕事に
落とし込まれている状態をつくりだすことができます。
ぜひ、使命から目標をつくり出し、
仕事ぶりと成果を測定できるようにしていってください。
- なぜ、その使命が重要なのか"を伝える。
- 使命から目標を導き出し、仕事ぶりと成果を測定できるようにする。