成果をあげるには、アクションプランを理解してもらい、
情報ニーズを理解してもらわなくてはならない。
特にアクションプランについては、上司、部下、同僚に示し、
意見を聞いておかなければならない。
ピーター・ドラッカー
参画感を持ってもらう状態をつくる
多くの組織は計画をたてる際、数字のフォーマットに
数字を記入させてそれを集計している方法をとっています。
まとめあがった数字だけの計画を共有するための場を持ちます。
せっかく、たてた計画を全社 員に発表したのに、
それを聞いた社員が計画を達成しようという意欲がもてるかというと
、けっしてそうではありません。人は、人に決められたり、
押し付けら れたものを自分の目標と考える人はあまりいません。
「勝手に決められた事」と「話し合って決めた事」では、働く人の行動に大きな差が出ます。
計画をたてる時は、決めてしまったものをあとから押し付けることがないように、
あらかじめ思案に関わってもらうことが大事です。
関わるとは、ノルマを達成できるかできないか、といっただけのことではなく、
事業の内容をどうすればさらに良くしていくことができるか、
自分たちは、何をするべ きかといったことまで、敢えて考えさせ、
意見を言える場を持つということです。
実は、計画とは、策定し立案していく、その過程に大きな意味があるのです。
計画をたてる時のポイントをまとめると次の4つです。
- 上司、部下、同僚に組織として実現することをを共有する。
- 上司、部下、同僚にどのように実現するかを明確にする。
- 上司、部下、同僚に考えてもらう、意見を述べてもらう
- 上司、部下、同僚に目に見える状態にする
ドラッカーを学びたいとお考えの社長様へ
基本と原則に反する者は例外なく破綻する。
ピーター・ドラッカー
今以上に事業を伸ばしていくためには、基本と原則は不可欠です。
さらなる発展のために、ドラッカーを学びましょう。