まずは振り返りから
いつもお読みいただきありがとうございます。
一般的に、エグゼクティブは経営層を意味します。しかし、ドラッカーは、
成果をあげる人すべてがエグゼクティブであると述べられています。
多元的な生態系をなす社会は複雑性を増しています。そのような社会にあって、
仕事の性質が「体を動かす時間的労働」から
「専門知識による価値創造」の類に大きく変化しました。
事実、会社に体を運んでいれされすればいいということなく
、自分の仕事に対して多くの意思決定をしながら価値を生み出す仕事をしています。
まさに、エグゼクティブです。ドラッカー教授は、行動しないエグゼクティブは
組織にいらないと指摘されています。価値ある成果を生み出すことが仕事である以上、
成果をあげるためには、あらゆる角度から検証された計画が求められます。
ドラッカーはこう言っています。
エグゼクティブにとって、いかなる知識といえども
行動に転化しないかぎり無用の存在である。
しかし、行動の前に計画しなければならない。
望むべき結果、予想される障害、必要となる修正、チェックポイント、
時間管理上の意味合いを考えなければならない。
ピーター・ドラッカー
仕事柄、多くの会社の経営計画書を拝見する機会があります。
多くの組織に共通して言えることは、前期どのような計画を立て、
その計画がどうであったかという振り返りをされてないという点です。
自分たちが考え、取り組んだものが、その結果どうであったかを知ることなく、
次の計画をたてることはあまりにも不毛です。
来期の計画を立てらる際は、ぜひ次の振り返りからスタートしてください。
最後までお読み頂きありがとうございます。このお手伝いをしています。
必要があればお気軽にお声がけください。
- この9ヶ月間で具体的に良い成果をあげたものは何か
- もっと上手く出来るはずだったものは何か
- 成果の上がらなかったことは何か、原因はどこにあるか
- この9ヶ月間で学んだことは何か
- 新たな事業機会、イノベーションの機会として何が考えられるか
- 今後、どのようなことが課題となるか
ドラッカーを学びたいとお考えの社長様へ
基本と原則に反する者は例外なく破綻する。
ピーター・ドラッカー
今以上に事業を伸ばしていくためには、基本と原則は不可欠です。
さらなる発展のために、ドラッカーを学びましょう。