やらない仕事を決める
中期経営計画で一番最初に決めることは、
「やらない仕事を決めること」
計画倒れの原因は、忙し過ぎて
新しい仕事ができないからです。
ドラッカーはこう言っています。
明日を実現するための第一歩が、昨日を廃棄することである。
しかし、明日新しいことを行えるようになるための前提は、
もはや生産的でないもの、陳腐なもの、陳腐化したものから
自由になることである。
ピーター・ドラッカー
安易に選べるものを捨てることです。
今までうまくいっていたものに対して、
敢えて危険を伴う変化を取り入れてはじめて
事業は成長していきます。
もちろん、危ない橋を渡りましょう
ということではありません。
経営計画は、事業の成長について
総合的な決定が示されたものです。
バラバラの内容をただホチキスで
まとめたものではありません。
状況に翻弄され 売り上げが上がった下がったと
一喜一憂するのは、経営とは言えません。
事業を底上げする総合的な決定のために、
計画は次の6つを取り組んだください。
それが誰にでもわかるように
記されている内容になっていれば、
事業はうまく進みます。
それを取り組むお手伝いをしています。
- 使命 何を実現しようとしているのか、
- ビジョン 使命が達成されると何が起こるのか
- やめること 使命の実現のために成果のあがらなくなったものを廃棄する
- 集中すること 使命の実現のために最優先させるものをはっきりとさせる
- ゴール 使命の実現のために期の最終到達点は何か
- 予算 それらを行うための資源配分はどうするか
会社を永続させたい社長様へ
基本と原則に反する者は例外なく破綻する。
ピーター・ドラッカー
今以上に事業を伸ばしていくためには基本と原則は不可欠です。
さらなる発展のために、ドラッカーを学びましょう。