経営会議を改善したい社長様へ
トップマネジメントチームは、
チームとして機能するそれぞれ異なった価値観を
持つ経営者の集まりです。
ゆえに、あらゆる角度から検証された決定を得ることができます。
一方、チームの経営者一人ひとりの頭の中にある認識は、
経営者一人ひとりの経験と知識によって
成立された主観の産物に過ぎません。
経営は、あらゆる角度から検証された戦略で
進めることが要求されます。
現実、一人ひとりが自分の解釈に
支配されている状態であるため、
複数の意思が一つのものに統合するのに
多くの労力を必要とします。
ドラッカーはこう言っています。
成果をあげる決定は、決定についての文献の多くが説いているような
事実についての合意からスタートすることはない。
正しい決定は、共通の理解と、対立する意見、競合する選択肢を
めぐる検討から生まれる。
ピーター・ドラッカー
意思決定とは、問題についての解答ではありません。
ゆえに意思決定に機械的な方程式はありません。
次の工程で進めると成果を生み出す意思決定を
行う可能性が高くなります。
- 意思決定する必要があるかどうかを判断する
- 問題を分類する
- 何が正しい問題かを定義する
- 何が正しいことかを見極める
- 決定に対する周囲の賛同を得る
- 行動を決定に組み込む
- 意思決定の成果を検証する
詳しくは、こちらでお読みになれます
ドラッカー5つの質問
著 者 :山下 淳一郎
出版社 :あさ出版 1,300円(税別)
成功を収めている企業は、「われわれの事業は何か」を問い、
その問いに対する答えを考え、明確にすることによって
成功がもたらされている。
ピーター・ドラッカー
満員御礼、ありがとうございます