PDCAはマネジメントの一部ではない!
"PDCAがマネジメントのサイクルである"
ということが世の常識になっています。
これは間違った常識です。
PDCAは機械でつくられた製品の不合格品の
比率下げる品質管理の手法です。
衣類は人が身に着けるものであり、食べ物は人が食べるものです。
ありとあらゆる仕事に、「なんのために」、「誰のために」があります。
事業の目的と事業の対象者を考えず、Planからスタートすることはできません。
それは、目的地を決めないまま旅行の計画を立てるのと同じです。
事業は、人が人に行う行為です。
ゆえに、何のために(Mission)、誰に(Customer)、何を(Value)、
何を成果として(Result)、どのように(Plan)、
といったことを考えなければなりません。
ドラッカーはこう言っています。
成果をあげるためには、貢献に焦点を合わせなければならない。
手元の仕事から顔をあげ、目標に目を向けなければならない。
「組織の成果に影響を与える貢献は何か」を
自らに問わなければならない。
すなわち、自らの責任を中心に据えなければならない。
ピーター・ドラッカー
御社のさらなる繁栄のために、
マネジメントはPDCAであるという間違った
思い込みを捨ててください。
Howではなく、Whatからスタートすることによって
成果が生まれます。
マネジメントサイクル
- 何のために (われわれの事業は何か)
- 誰に (われわれの顧客は誰か)
- 何を (顧客の価値は何か)
- 何を成果として (われわれの成果は何か)
- どのように (われわれの計画は何か)
品質管理のサイクル
- PLAN(計画) :どのように
- Do(実行) :実行する
- Check(確認) :確認する
- Action(行動) :行動する
詳しくは、こちらでお読みになれます
日本に来たドラッカー 初来日編 山下 淳一郎 )
『ビジョナリ―・カンパニー』の著者、ジム・コリンズはこう語る。
この世にあって何がしかの責任を担う者であるならば、
ドラッカーとは、いま読むべきものである。明日読むべきものである。
10年後、50年後、100年後にも読むべきものである。
ドラッカーを話しを聞いてみたい社長様へ
基本と原則に反する者は例外なく破綻する。
ピーター・ドラッカー
今以上に事業を伸ばしていくためには、基本と原則は不可欠です。
さらなる発展のために、ドラッカーを学びましょう。