知識労働者にとって必要なものは管理ではなく自立性である。
知的な能力をもって貢献しようとする者には、
大幅な裁量権を与えなければならない。
ということは、責任と権限を与えなければならないということである。
ピーター・ドラッカー『P.F.ドラッカー』
主体性を引き出す5のポイント
"うちの経営幹部は、会社全体のことについて
真剣に考えてくれていない"。
これは、経営トップの悩みの一つです。
果たして、経営幹部の方は、会社全体のことについて、
本当に考えてくれていないのでしょうか?。
経営トップである、あなたが経営幹部の方が
会社全体のことについて考えざるを得ない
責任、目標、成果、機会を与えていないからなのかもしれません。
まずは、次の5つのことについて話し合う場をもってください。
それを継続していくことによって、経営幹部の方は、
会社全体に対する考えを持つようになってくれるはずです。
ヒアリングポイント
- 会社は、あなたにどのような責任を与えるべきか?
- その上で、あなたの部門が目標とすべきものは何か?
- それらの目標を達成するために、あなたは何をするべきか?
- 組織として、新たに成果をあげられるものは何か?
- 部門として、新たに成果をあげられるものは何か?