3つのイエスを得る
ドラッカーかつては、大学での授業中に
3つのことを黒板に書き、こう言いました。
この3つの問いに、社員がイエスと答える会社はいい会社です。
しかし、イエスが得られない場合、
会社にとって深刻な問題が起こります。
会社は、2種類のお客様がいます。
一つは会社の外にいて商品やサービスを使ってくれる人です。
もう一つは会社の中にて会社の仕事をしてくれる人です。
会社の外にいる人は商品やサービスが
良いものでなければ使ってくれませんし、
会社の中にいる人たちは仕事にやり甲斐を持てなければ
会社の外にいる人を満足させる事業にはなり得ません。
ドラッカーはこう言っています。
真の生産性は、働く人たちに敬意をもつときもたらされる。
人はコストでなく資源である。
共有する目的に向けてともに働くとき、大きな成果が得られる。
マネジメントとは地位や身分ではない。かけひきでもない。
仕事、生活、人生にかかわることである。
ピーター・ドラッカー
その授業でドラッカーが言った3つのことを記憶していた人が、
やがて会社の経営者になりました。その経営者は
その3つの問いの意味はその時はわからなかったそうです。
しかし、その3つ問いを従業員に聞いたら
すべての従業員にイエスと答えてもらう会社にしよう
と決めて経営を進めていったそうです。
その会社はみるみる成長していきました。
従業員満足と顧客満足は、どういうわけかセットなのです。
その3つの問いは次の通りです。
ぜひ、御社内でも試してみてください。
- あなたは、会社で敬意を払われていますか?
- あなたが、勉強しようと思ったとき、会社は応援してくれますか?
- あなたが、貢献していることを会社は、知っていますか?
ドラッカーをさらに知りたい社長様へ
基本と原則に反する者は例外なく破綻する。
ピーター・ドラッカー
今以上に事業を伸ばしていくためには基本と原則は不可欠です。
さらなる発展のために、ドラッカーを学びましょう。