3つのことを業務に組み込んでください
大企業の組織の課題は、その「複雑さ」から来ています。
「規模の大きさ」はあまり問題ではありません。
働く一人ひとりは、その複雑さによって手続きに追われ、
事業本来の目的であるお客様に尽くすことを忘れてしまいます。
大企業は、働く一人ひとりの顔が見えないために、
業務上の関わりがなければ組織全体の成果を
共有することができません。結果として、
一人ひとりの関心が組織の内部に
引っ張られるようになってしまいます。
ドラッカーはこう言っています。
大企業では、人と人とが直接知り合うことは難しい。
最終の成果さえ知りえないために、
自らの活動の焦点を貢献に合わせることが難しい。
したがって、全員に事業の目標、優先順位、戦略を知らせる必要がある。
ピーター・ドラッカー
組織の都合だけに労力が奪われてしまえば、
組織内部の問題は絶えません。そうないためにも、
犠牲者をつくらないルールをつくる必要があります。
具体的には、次の3つのことを取り組んでください。
- 事業の目標、優先順位、戦略を明らかにする
- 部門間の仕事上の協力関係を明らかにする
- 幹部の方が1と2を各部門に落とし込む
詳しくは、こちらでお読みになれます
著 者 : 山下 淳一郎
出版社 : 同友館 1,600円(税別)
トップマネジメントがチームとして機能するには、いくつかの厳しい条件を満たさなければならない。
チームはシンプルではない。仲のよさで機能させることはできない。好き嫌いは問題ではない。
人間関係に関わりなく、トップマネジメントはチームとして機能しなければならない。
ピーター・ドラッカー
組織を改革したい社長様へ
基本と原則に反する者は例外なく破綻する。
ピーター・ドラッカー
今以上に事業を伸ばしていくためには基本と原則は不可欠です。
さらなる発展のために、ドラッカーを学びましょう。