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経営者に経営のアドバイスは不要
はじめにお伝えしたいことは、
コンサルタント=先生ではない、ということです。
たとえ話でお伝えします。
FBI捜査官は、似顔絵を描く専門家を使って
捜査という職務を果たしています。
大統領は、国政を全うするために
法律の専門家である司法長官を使って職務を果たしています。
コンサルタントを雇うメリットは何か?というご質問は、
FBI捜査官は似顔絵を書く専門家を使った方がいいからです。
大統領も司法長官を使った方がいいからです。
似顔絵を書く専門家は、FBI捜査官に捜査のアドバイスはしませんし、
司法長官も大統領に政治のアドバイスはしません。
それと同じように、コンサルタントも経営者に
経営のアドバイスをするわけではありません。
もとより経営者に「経営指導」はいりません。なぜなら、
「その会社にとって一番相応しい経営がわかるのは、
その会社の経営者だけ」だからです。
![経営チーム9003.jpg](https://topmanagement.co.jp/faq/upload/%E7%B5%8C%E5%96%B6%E3%83%81%E3%83%BC%E3%83%A09003.jpg)
どんなに優れた経営手法があったとしても、
経営を行うのは経営者ご自身です。
人間は自分の右手で自分の右ひじをつかむことはできません。
自分の肉眼で自分の背中を見ることはできません。
ドラッカーはこう言っています。
経営者には、耳を傾けることのできる相談相手を必要とする。
経営者の判断や強みを問題にできる外部の人間が必要である。
ピーター・ドラッカー
人間ひとりの認識範囲には、自ずと限界があります。
しかし、客観的な助言があるとその限界を超えられます。
詳しくは、こちらでお読みになれます
ドラッカーが教える最強の経営チームのつくり方 山下 淳一郎
トップマネジメントがチームとして機能するには、いくつかの厳しい条件を満たさなければならない。
チームはシンプルではない。仲のよさで機能させることはできない。好き嫌いは問題ではない。
人間関係に関わりなく、トップマネジメントはチームとして機能しなければならない。
ピーター・ドラッカー
経営チームをつくりたい社長様へ
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いかなる組織といえども、その業績はトップマネジメントにかかっている。
ピーター・ドラッカー
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