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よくあるご質問

東証一部上場企業様にドラッカー研修を提供しているトップマネジメント株式会社


会社を発展させるには なぜ事業の目的は利益ではないのですか?

山下淳一郎20121213.jpg
利益は目的ではなく条件です


事業体とは何かを問われると、たいていの企業人は
利益を得るための組織と答える。たいていの経済学者も
同じように答える。この答えは間違いだけではない。
的外れである。利益が重要でないということではない。
利益は企業や事業の目的ではなく、条件である。
ピーター・ドラッカー

事業の目的は顧客の創造である

 

産経新聞の連載コラム
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私たちは、時間の大半を仕事に使っています。仕事は「仕える事」と書きます。
いったい誰に仕えているのでしょうか。会社でしょうか。社長でしょうか。
上司でしょうか。私たちは仕事の向こうにいる「お客様」に仕えているのです。
仕えるとは「尽す」ということです。仕事とは「お客様に尽くすこと」なのです。

 

いったい何のためにお客様に尽くしているのでしょうか。
私たちがこの世に存在するのは、お金持ちになるためではなく幸せになるためです。
人は人を幸せにすることでしか幸せになれないのです。
仕事を通して人を幸せにするとは、「幸せなお客様を創り出す」ということです。
それをドラッカー教授は、「事業の目的とは顧客の創造である」と言われました。
「私たちが幸せになること」と「幸せなお客様を創り出すことは、
けっして「きれいごと」ではありません。それは日々の地道な仕事であり、
時には厳しい戦いでもあります。心が折れそうな時も、
心が砕け散ってしまうこともあります。

 

大変失礼しました。まだ私の自己紹介をしておりませんでした。
私の仕事は、「会社を繁栄させるお手伝い」です。会社を繁栄させてくれるのは、
その会社の「お客様」だけです。したがって、「会社を繁栄させるお手伝い」とは、
その会社の「幸せなお客様を創り出すお手伝い」です。
それを世間ではコンサルタントと言います。
しかし、一般のコンサルタントとは違うことをしています。
何が違うのかといいますと、私がしていることは、
「方法論の前にある大切なもの」をお伝えすることだけです。

 

もとより、小手先で物事がうまくいくはずがありません。
「方法論の前にある大切なもの」があれば、最高意思決定機関である経営陣のお考えが
劇的に変わっていきます。そして、組織で働くお一人おひとりは、
自ら幸せなお客様をつくり出す「価値創造人間」になっていきます。
「価値創造人間」とは、自ら良い変化を生み出す人です。
ミッションに根ざしたエネルギーを成果に変える人です。
成長している会社には、必ずはっきりとしてミッションがあります。
そして、すべての仕事がミッションに基づいて進められています。

 

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