マネジメントは組織が成果をあげるためのもの
マネジメントは
「売上・利益を上げるためのもの」ではありません。
マネジメントは「企業のためのもの」ではなく
「組織のためのもの」です。
行政であろうと、企業であろうと、NPOであとうと、
組織である以上、何かのために、何かを提供し、
何らかの形で人と社会のお役に立つための存在であることは
何も変わりません。
マネジメントは、
「組織を一つの型にはめ込むためのもの」ではなく
「組織が成果をあげるためのもの」です。
成果をあげるために、自分達はどうあるべきか、
どうしていけばいいのか、という
「判断、行動、方法の拠り所となるおおもと」です。
ドラッカーはこう言っています。
基本と原則は、それぞれの企業、政府機関、NPOのおかれた国、
文化、状況に応じて適用していかなければならない。
基本と原則は、状況に応じて適用すべきものではあっても、
断じて破棄してはならないものである。
ピーター・ドラッカー
行政のマネジメントはどうあるべきか、
行政として何をやめるべきか、
行政として何をはじめるべきかについては、
それぞれの組織で徹底的に考え、決めていってください。
社会のために。
行政のマネジメントとドラッカーのマネジメントは
どう考えればいいかというご質問については、
「行政こそマネジメントの基本と原則に立ちかえるべき」です。
なぜなら、それがそれぞれの組織がさらに成果をあげ、
さらに人と社会のお役に立つことができるからです。
- あなたの組織は何のために存在するのですか?
- あなたの仕事は誰に向けられたものですか?
- あなたの組織によって誰にどんな変化が起こるのですか?
- その変化は何をもって把握することができますか?
- 組織の外に良い変化を起こすために具体的にどう進めていくのが最適ですか?
詳しくは、こちらでお読みになれます
著者 : ドラッカー専門のコンサルタント 山下 淳一郎
出版 : 同友館 1,800円(税別)
この世にあって何がしかの責任を担う者であるならば、
ドラッカーとは、いま読むべきものである。明日読むべきものである。
10年後、50年後、100年後にも読むべきものである。