違いは「知識を身に付けること」と「成果をあげること」
研修とコンサルティングの違いは何ですか?。
某銀行の頭取からそんな質問を頂きました。
知識社会で、知識労働に就き、成果をあげるためには、
知識やスキルを身につけなければならないこと
は言うまでもありません。
経営は、「知識を身に付けること」と
「成果をあげること」が共存しつつも、
「知識を身に付けること」が先行される傾向にあります。
それは、「知識を身に付けること」がそのまま
「成果をあげること」につながると思えるからです。
しかし、「知識を身に付けること」が
そのまま「成果をあげること」につながらないものは、
多くあります。泳ぎ方を知ったからと言って、
泳げるようにはなりません。このように、
「知識を身に付けること」が「成果をあげること」に
つながらないものもたくさんあるのです。
加えて、脳外科医として優れた知識があっても、
自分の脳を自分の手で手術することはできません。
ここに、第三者の必要性があります。
さらに、自分の肉眼で自分の背中を見えることはできませんし、
自分の右手で自分の右ひじを掴むこともできません。
ここに、客観的な視点の有用性があります。
研修とコンサルティングに優劣はありません。目的によります。
さらなる発展のために、「知識を身に付けること」と
「成果をあげること」の目的に応じて、
研修とコンサルティングを使い分けることをおススメします。
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