トップが明確な責任、役割、仕事を与えていないから
人間に育てられた動物をある日突然、
野生に放り出してしまえば死んでしまいます。
その動物は、どうすれば餌をとれるのか、
どこで生きてゆけばいいのか、
野生の仲間とどう接したらよいのか、
わからないことばかりだからです。
人間に育てられた動物が自然界で生きていくためには、
ある程度、トレーニングを積ませ、
見守ってやらなければなりません。
経営幹部の育成も同じです。
トレーニングが必要なのです。
ドラッカーはこう言っています。
知識労働者にとって必要なものは管理ではなく自立性である。
知的な能力をもって貢献しようとする者には、
大幅な裁量権を与えなければならない。ということは、
責任と権限を与えなければならないということである。
ピーター・ドラッカー
具体的には、経営者の役割とは何か、
意志決定はどう行えばよいのか、
経営理念とはどのようなものか、
事業とはどのようなものか、
戦略はどのように立てていけばよいのか、
組織はどのように作っていけばよいのか、
目標はどのように設定すればいいのか、
人材の育成はどのようにしたらよいかといった
経営者としての仕事を実務を通して、
実践の力を身に付けてもらう必要があるのです。
まさに、「責任と権限を与えなければならない」、です。
なぜなら、そうしなければ経営者としての力は
永遠に身に付かないからです。
- 経営者の役割とは何か
- 意志決定はどう行えばよいのか
- 経営理念とはどのようなものか
- 事業とはどのようなものか
- 戦略はどのように立てていけばよいのか
- 組織はどのように作っていけばよいのか
- 目標はどのように設定すればいいのか
- 人材の育成はどのようにしたらよいか
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ドラッカーが教える最強の経営チームのつくり方
著 者 : ドラッカー専門の経営チームコンサルタント 山下 淳一郎
出版社 : 同友館 1,600円(税別)
トップマネジメントがチームとして機能するには、いくつかの厳しい条件を満たさなければならない。
チームはシンプルではない。仲のよさで機能させることはできない。好き嫌いは問題ではない。
人間関係に関わりなく、トップマネジメントはチームとして機能しなければならない。
ピーター・ドラッカー
経営人材を育てたいとお考えの社長様へ
明日のトップマネジメントを育成し、 組織の精神をつくりあげなければならない。
ピーター・ドラッカー
将来にわたって繁栄し続けるためには、人材育成が不可欠です。
会社の明日を担う、経営人材を育成しましょう。