お客様になって頂くために必要なこと
アップル本社 写真撮影山下淳一郎
どんな会社も、「まだお客さまになっていないお客さま」がいます。
それは、「これからお客さまになってくださるお客さま」です。
ドラッカーはこう言っています。
われわれの事業を知るための第一歩は、
顧客は誰かという問いを発することである。
現実の顧客は誰か、潜在的な顧客は誰か、顧客はどこにいるのか、
顧客はいかに買うか、顧客はいかに到達するか、を問うことである。
ピーター・ドラッカー
1997年、アップルの市場使用率はたった4%。
倒産寸前のアップルにスティーブ・ジョブズは
CEOとして復帰しました。アップルは2001年1月、
音楽再生ソフトiTunesを世に送り出しました。
大胆にもウィンドウズのユーザーへiTunesを無料配布しました。
多くのウィンドウズユーザーがiTunesを使うようになり、
アップルに親しんでもらう機会を提供しました。
多くのユーザーが、iTunesと利用とiPodの購入をきっかけに
ウィンドウズからMacへの乗り換えをました。アップルは、
お客様になって頂くために必要なことを見つけたのです。
見事、アップルは、「潜在的な顧客を顧客にすること」
に成功したのです。これが、アップルの復活の裏側です。
まさに、「現実の顧客は誰か、潜在的な顧客は誰か、
顧客はどこにいるのか、顧客はいかに買うか」、
という問いに対する答えを出し、それを実行していったのです。
ぜひ、お客さまに御社の商品、サービスを広く利用して頂くために、
お客様になって頂くために必要なことを見つけてください。
詳しくは、こちらでお読みになれます
ドラッカー5つの質問
著 者 :山下 淳一郎
出版社 :あさ出版 1,300円(税別)
成功を収めている企業は、「われわれの事業は何か」を問い、
その問いに対する答えを考え、明確にすることによって
成功がもたらされている。
ピーター・ドラッカー
ドラッカーをもっと知りたい社長様へ
基本と原則に反する者は例外なく破綻する。
ピーター・ドラッカー
今以上に事業を伸ばしていくためには基本と原則は不可欠です。
さらなる発展のために、ドラッカーを学びましょう。