マネジメントとは何か
マネジメントとは何か。諸々の手法と手品の詰め合わせ袋か。それともビジネススクールで教えるように分析道具のセットか。マネジメントとは何にもまして『ものの考え方』である。
ピーター・ドラッカー
管理ではなく、自己開発が基本だから
マネジメントとは何でしょうか。仕事をうまくいかせるためのノウハウでしょうか。お金を管理する方法でしょうか。部下を動かす秘訣でしょうか。マネジメントはその意味とするところがあまりにも広く掴みどころがありませんね。専門技術と同じようにマネジメントは学ばなければなりません。
マネジメントを学び、「そうか!、そうすればいいのか。わかった。」残念なから、それで終わりません。なぜなら、マネジメントは試験に合格するための科目のように正解があるわけではないからです。一方、どんなにマネジメントの知識を学び、どんなにマネジメントの知識に詳しくても、マネジメントは、実際に活用しなければ、まったく意味がありません。マネジメントは活用してはじめて価値があるのです。
マネジメントはこうすればうまくいくという小手先の集まりではありません。マネジメントは、「善きもの、価値あるものを強く願い求めようとする人間の能動性を鼓舞し、あと押しするもの」です。うまくいったり、うまくいかなかったりする現実の仕事の中から学び取っていくものです。ぜひ、週に1回でも、月に1回でも、なんでも構いません。下記を実践してみてください。
- 何を行ったか
- 成果が上がったことは何か
- 思ったように成果が上がらなかったことは何か
- なぜ、上手く行ったのか
- なぜ、上手く行かなかったのか
- そのことから何か学べることはあるか
- 今後どのように進めるか