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ドラッカーに関するよくあるご質問

東証一部上場企業様にドラッカー研修を提供しているトップマネジメント株式会社


マネジメント研修は何で判断すればいいですか?

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ドラッカー教授は次のように言われています。

 

第一に、一人ひとりが人として成長するものであること

セミナーはツールの一つである。それ自体がマネジメントであるわけではない。
あるスキルについての三日間セミナーにせよ、二年間にわたる毎週三晩の
上級マネジメント・セミナーにせよ、それぞれの組織全体と個々のニーズに
合うものでなければならない。しかも、いかなる種類のセミナーよりも、
実際の仕事、現実の上司、組織内のプログラム、
一人ひとりの自己啓発プログラムのほうが、大きな意味をもつ。
人気のあるセミナーにさえ疑わしいものがある。
特に、長期にわたってマネジメントの人間を仕事から
切り離すセミナーには、疑問を抱かざるをえない。

 

私の経験では、アメリカの都市部の大学やイギリスの工業大学の
夜間コースのように、就業時間外に開いているセミナーには
効果のあるものが多い。あるいは一、二週間のコースを断続させ、
学習したことを直ちに応用できるものによいものが多い。

 

マネジメントとは行動志向たるべきものである。哲学ではないし、
哲学たらんとしてもならない。学んだこと、考えたことを直ちに
利用できなければ、せっかくのマネジメント・コースも意味をなさない。
情報にとどまり、知識とはならない。金曜に学んだことを翌週の月曜に
適用できないのであれば、教育を受けたことにはならない。

 

いずれにせよ、一三週間も上級マネジメント・コースに出ていたのでは、
帰ってきたときには場所がなくなっている。同時にわれわれは、
トップマネジメント・コースの多くも要注意であることを知っている。
そこに学ぶべきことがないということではない。学ぶことはある。
しかし、ほとんどのコースは、トップマネジメントではなく、
経験も責任もない若手のためのものである。セミナー代だけが
トップマネジメント向きである。現実のトップマネジメントにとっては、
時間の無駄というべき代物である。

 

第二に、エリート育成ではないこと

そマネジメント教育はエリート育成のためのものではない。
これらのものはすべて無駄である。有害でさえある。
組織がなしうる最悪のことは、エリートを育成すべく他の者を放っておくことである。
一〇年後には、仕事の八割は、その放っておかれた人たちが行っている。
たとえ本物のエリート候補を探し出したとしても、そのエリート候補が
考えたことを実行するのは、彼ら放っておかれたほうの人たちである。
しかも彼らは軽んじられたことを知っている。

 

成果はあがらず、生産性は低い。新しいことへの意欲は失われている。
エリート探しは無駄である。デタラメに二人に一人ずつ選んだほうが
まだましである。見込みなどというものは当てなならない。無価値である。
大事なのは現実の仕事ぶりである。見込みと現実の間にはほとんど相関関係はない。
選ばれたエリートの半分は、四〇代にもなれば口がうまいだけの者だったことが
明らかになる。後任養成のためのマネジメント教育という考えにいたっては
矛盾というべきである。

 

明日の組織と仕事がわからないからこそ、マネジメント教育は必要とされる。
昨日と今日の仕事を引き継がせるためだけあれば、
そもそもマネジメント教育は不要である。誰かの下につけて、
徒弟のように見習わせればよい。最悪の後任養成が「王子様探し」である。
世襲による絶対の保証がないかぎり、王子として指名された者は挫折するものと
相場が決まっている。指名を隠そうとしても無駄である。
選に洩れた者全員が結束して足を引っ張る。そして成功する。
カトリック教会は昔から、これらのことを熟知している、
そのため司教や大司教の後任を決めない。現職が高齢病弱という例外時に
代理に選任される者は、あとを継ぐことが確定した者である。

 

 

第三に、一人ひとりの強みを発揮するもの

マネジメント教育は、人の性格を変え、人を改造するためのものではない。
成果をあげさせるためのものである。強みを存分に発揮させるためのもの、
人の考えではなく自らの考え方によって、存分に活動できるようにするためのものである。

 

雇用主たる組織の側には、人の性格をとやかくいう権利はない。
雇用関係は特定の成果を要求する契約にすぎない。ほかのことは何も要求しない。
仕事上の成果を要求する以上のいかなる試みも越権である。
人格に対する不当かつ不法な侵害である。権力の濫用である。
被用者は、忠誠、愛情、行動様式について何も要求されるのは成果だけである。
もともとわれわれは、成人の人格を変える方法など知るわけもない。
成果をあげる能力についてわずかに知るだけである。
それこそ、われわれが焦点を合わせるべきことである。

 

マネジメント教育の対象は、マネジメントに関わるスキルである。
マネジメントの仕事の構造であり、諸々の関係である。
働く者がスキルを使いこなすうえで知っておくべきことである。
人として、より大きな成果をあげるために必要とされる姿勢である。
人の個性や感情には立ち入らない。心理的な操作など許されることではない。
いずれにしても、成人の人格を変える試みは、すべて失敗せざるをえない。
人は働きだす頃には人格が形成されている。
必要なことは、その人格を変えることではない。
あるがままに、もてるものを使って、成果をあげてもらうことである。

 

 

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