やるべき事とやるべきでない事が浮き彫りになる
われわれの事業は何か
事業を伸ばすために何から考えればいいのか。
それは「お客様」です。
どんなに良いサービスを提供していても、
画期的な商品を開発しても、その価値を認めてくれるのはお客様です。
その価値をお客様が認めてくれなければ、
それは単なる自己満足になってしまいます。
自己満足とならずに、「お客様」に価値を認めてもらい、
事業を成功に導くためにはどうすればいいのでしょうか?。
ドラッカーはこう言っています。
顧客にとっての関心は、自分にとっての価値、欲求、現実である。
この事実だけからも、われわれの事業は何かという問いに答えるには、
顧客とその現実、状況、行動、価値観から出発しなければならない。
ピーター・ドラッカー
やるべき事とやるべきでない事
お客様については、よく知っているし、
いつも考えていると思われるかもしれません。
事業を成功させるために、お客様の現実、お客様の状況、
お客様の行動、お客様の価値観について、
もう一度、ゼロからお客様のことを見つめ直しましょう。
具体的には、社内で次のようなことを取り組まれることをお薦めします。
現在のお客様はどのような方か。現在のお客様はなぜお客様になってくれているのか。
現在のお客様が商品・サービスを通して得ているものは何か。
自分たちが理想するお客様はどのようなお客様か。
自分たちが理想するお客様から選ばれているか。
それらの問いに答えを出していくことによって、
事業を成功させるために、やるべき事とやるべきでない事が浮き彫りになり、
いま行っていることを刷新していくことができます。
5つの視点で協議する
- 現在のお客様はどのような方か
- 現在のお客様はなぜお客様になってくれているのか
- 現在のお客様が商品・サービスを通して得ているものは何か
- 自分たちが理想するお客様はどのようなお客様か
- 自分たちが理想するお客様から選ばれているか
詳しくは、こちらでお読みになれます
ドラッカーが教える最強の経営チームのつくり方
著 者 : ドラッカー専門の経営チームコンサルタント 山下 淳一郎
出版社 : 同友館 1,600円(税別)
トップマネジメントがチームとして機能するには、いくつかの厳しい条件を満たさなければならない。
チームはシンプルではない。仲のよさで機能させることはできない。好き嫌いは問題ではない。
人間関係に関わりなく、トップマネジメントはチームとして機能しなければならない。
ピーター・ドラッカー
経営チームをつくりたいとお考えの社長様へ
いかなる組織といえども、その業績はトップマネジメントにかかっている。
ピーター・ドラッカー
今以上に事業を伸ばしていくためには、経営チームが不可欠です。
さらなる発展のために、経営チームをつくりましょう。