成果と評価指標を変えれば社員の行動は変わる。
御社の成果は何ですか
いつもお読みいただきありがとうございます。「成果は何ですか?」
とお尋ねすると「売上げ」と答えられる経営者が多くいらっしゃいます。
売上を成果としてしまうと「売上げのために仕事をしている」ことになり、
社員は会社の都合や組織の事情で仕事をするようになってしまいます。
何のために仕事をしているのかがわからないまま、
ただ売上のために仕事を進めてしまえば、
打つべき時に打つべき手立てが打たれなくなり、
やがて事業はうまくいかなくなります。
そうならないためにどうすればいいのでしょうか?。
ドラッカーはこう言っています。
あらゆる組織が社会、経済、人間に貢献するために存在する。
当然、成果は組織の外にある。
それは社会、経済、顧客に対する成果として現れる。
企業のあげる利益にしても、それをもたらすのは顧客だけである。
ピーター・ドラッカー
成果は組織の外にある
言うまでもありませんが、会社はお客様がいるから成り立っています。
会社はお客様のために存在しているのです。
したがって、成果とは「お客様で起こる良い変化」です。
「お客様で起こる良い変化」の内容は、事業によって異なります。
自分たちが関わることによって、
「お客様の何が良くなったか」、「お客様がどのように良くなったか」、
「お客様はどれだけ良くなったか」といったことを成果にすれば、
社員はそのような方向に向かって仕事をしてくれます。
3つの条件
社員を成果のあがる方向に向けて仕事をしてもらうために、
ぜひ3つのことを取り組まれることをお薦めします。
それを取り組むお手伝いをしています。
ご遠慮なくお声がけください。
- わが社はお客様にどう良くなってほしいかのか
- わが社が起こそうとしているお客様の良い変化は何か
- わが社はお客様で起こる良い変化を何で測っていくか
ドラッカーが教える最強の後継者の育て方
著者 山下淳一郎 同友館 1,600円(税別)
世界で初めて経営の承継を取り上げたドラッカーは、
後継者育成の原理原則を教えてくれています。
後継者を育てたい社長様へ
基本と原則に反する者は例外なく破綻する。
ピーター・ドラッカー
今以上に事業を伸ばしていくためには基本と原則は不可欠です。
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