顧客と市場を知っているのはただ一人、顧客本人である。
したがって顧客に聞き、顧客を見、顧客の行動を理解して、
はじめて、顧客とは誰であり、何を行い、いかに買い、いかに使い、
何を期待し、何に価値を見いだしているかを知ることができる。
ピーター・ドラッカー
お客様が求めているものを知る
事業の目的は、お客様のお役に立つことです。
しかし、お客様のお役に立つためには
お客様からわが社を選んでもらわなければなりません。
御社は、長年その事業に携わり、その事業に精通していると
思います。しかし、そのことに精通すればするほど
見えなくなるものがあります。それはお客様が望んでいること、
つまり「顧客の価値」です。
長年の経験から、お客様が求めているものは、
品質だろうといったことや、納期だろうというように、
ついついそのように思い込み、決めて付けてしまいがちです。
気が付くと、売り手の勝手な論理で事業を
進めていることになり兼ねません。
お客様が望んでいるのは商品やサービスそのものではなく、
商品やサービスを通して得られる「何か」です。
その「何か」を明らかにしなければ、長年にわたって蓄積した
知識や経験の中で物事を考え、売り手の論理で
事業を進める結果、お客様の満足が得られなくなり、
事業は停滞に陥ってしまいます。
一番怖いのが「わかっているつもり」なのです。
知らない間にそうなってしまわないために
どうすればいいのでしょうか。
ドラッカーはこう言っています。
顧客と市場を知っているのはただ一人、顧客本人である。
したがって顧客に聞き、顧客を見、顧客の行動を理解して、
はじめて、顧客とは誰であり、何を行い、いかに買い、いかに使い、
何を期待し、何に価値を見いだしているかを知ることができる。
ピーター・ドラッカー
お客様以上に、お客様のことを知っている人はいません。
したがって、まずはお客様知り尽くすということです。
お客様を知り尽してはじめて、自分たちは何をどのように
仕事を進めていけばいいのかがわかり、何をどのようすれば
喜んでいただけるのか、がわかるからです。
こうしてはじめて、自分たちが対象とするお客様から
選んでいただけるようになります。では、対象とするお客様から
選ばれるためにどうすればいいのでしょうか、また、お客様が
望んでいるものを知り尽くすためにどうすればいいのでしょか。
そのような内容を実践的に学べる、
『ドラッカーを学ぶ経営塾』
を開催致しました。来年も開催する予定ですので
ご興味があればぜひいらしてください。
ありがとうございます。
詳しくは、こちらでお読みになれます
ドラッカー5つの質問 山下 淳一郎
成功を収めている企業は、「われわれの事業は何か」を問い、
その問いに対する答えを考え、明確にすることによって
成功がもたらされている。
ピーター・ドラッカー
ドラッカーを学びたい社長様へ
基本と原則に反する者は例外なく破綻する。
ピーター・ドラッカー
今以上に事業を伸ばしすためにドラッカーを学びませんか?