第2講 決めなくてならない5つのこと
第2講 6月28日(木)12:00-17:00
決めなくてならない5つのこと
~経営チームで最初に決めるべきことを学ぶ~
成功とは挑戦の結果であって、幸運の結果ではありません。
成功を収めている企業とそうでない企業の違いは
どこにあるのでしょうか。
ドラッカーはこう言っています。
成功を収めている企業は、「われわれの事業は何か」を問い、
その問いに対する答えを考え、明確にすることによって
成功がもたらされている。
ピーター・ドラッカー
「われわれの事業は何か」を問うとは、
わが社の事業はどうあるべきかを
徹底的に考え抜き、わが社のあるべき姿を明らかにする、
ということです。
経営者のそんな仕事の助けとなってくれるのが、
ドラッカー5つの質問です。
それは、経営者は、何を考えればいいのか、
何を決めればいいのか、何を行なえばいいのか、
ということが問いかけの形でまとめられているものです。
その中身は次のとおりです。
第1の質問 われわれのミッションは何か
第2の質問 われわれの顧客は誰か
第3の質問 顧客にとっての価値は何か
第4の質問 われわれの成果は何か
第5の質問 われわれの計画は何か
5つの質問一つひとつの中に、さらに細かい質問がたくさんあります。
それらの問いに対する答えをつくり出していくことによって、
結果として、優れた経営を行うに至ります。
ドラッカー5つの質問は主語がすべて「われわれ」です。
主語が「われわれ」であるということは、
社長一人で考え込むものではなく、
経営チームのメンバーと共に取り組むことを意味しています。
さらに、答えを共有する前に問いを共有しなければなりません。
そして、同じに問いに対して全員が同じ答えが
出てくる状態にならなければなりません。
経営チームが一枚岩にならずして
会社のさらなる成長はあり得ないからです。
経営者の仕事は、今日の仕事をこなす事ではなく、
今日と違う未来をつくることです。
ドラッカーはこう言っています。
未来に何かを起こすには勇気を必要とする。努力を必要とする。
信念を必要とする。その場しのぎの仕事に
身をまかせていたのでは未来はつくれない。
ピーター・ドラッカー
開催概要
●主 催 : 致知出版社 http://www.chichi.co.jp
●講 座 : ドラッカーに学ぶ最強の経営チームのつくり方講座(全4講)
●対 象 : 経営者・経営幹部限定
●定 員 : 28名
●備 考 : 同業系の方からのお申込みはご遠慮いただいております。
講師プロフィール
ドラッカー専門のコンサルタント 山下 淳一郎
コンサルティングファーム出身、上場企業役員を経て、トップマネジメント株式会社を設立。
上場企業を始めとして、様々な業種・規模の経営チームにドラッカーの理論を活用するコンサルティングを提供している。
一般社団法人日本経営協会専任講師、淑徳大学の経営学講師、デジタルハリウッド大学院大学客員教授。
- 1987年 ピータードラッカー教授のマネジメントを学ぶ
- 1998年 独国 Ettlingen Bundesrepublik Deutschland.
- 1999年 米国 Minneapolis United States of America.
- 2002年 中小企業 取締役就任
- 2007年 上場企業 執行役員兼グループ会社取締役就任
- 2008年 トップマネジメント株式会社 代表取締役就任
著書
ドラッカー5つの質問
著 者 :山下 淳一郎
成功を収めている企業は、『われわれの事業は何か』を問い、
その問いに対する答えを考え、明確にすることによって
成功がもたらされている。
ピーター・ドラッカー
新版 ドラッカーが教える最強の経営チームのつくり方
著者 山下淳一郎
CEOの仕事は、一人の仕事として組み立てることは
不可能だということである。それは、共同して行動する
数人からなるチームの仕事として組み立てる必要がある。
ピーター・ドラッカー
日本に来たドラッカー 初来日編
著者 山下淳一郎
この世にあって何がしかの責任を担う者であるならば、
ドラッカーとは、いま読むべきものである。明日読むべきものである。
10年後、50年後、100年後にも読むべきものである。
ジム・コリンズ
お申込み
●主 催:致知出版社 渋谷区神宮前4-24-9
●電 話:03-3796-2115
●E-mail:seminar@chichi.co.jp
満員御礼のため、募集を終了しました
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