第3講 誰のための事業なのか
第3講 7月25日(水)12:00-17:00
誰のための事業なのかを明らかにする
~顧客を創造するための具体的な方法を学ぶ~
何から何まですべての決定権を持っているのはお客様です。
決定権とは、物事において自分で決められるその範囲のことです。
お客様は間違いなく、買うか買わないか
すべてにおいて決定権を持っています。
お客様に認めてもらわなければ事業は成り立ちません。
ということは、事業を一から十まで決めるのはお客様です。
そうです。事業を決めるのはお客様なのです。
どのような人を事業の対象とするかで、
何から何までやるべきことが決まってしまいます。
ゆえに、対象とするお客様をはっきりさせれば
させるほど事業の成功確率が高まります。
対象とするお客様をはっきりさせれば何をやるべきで、
何をやるべきでないのか、何をどのように行うべきかが、
それらがいやがおうにもが浮き彫りになるからです。
ここでいう成功は「売上」のことではありません。
事業の成功とは、「喜ぶ人が増えること」です。
お客様は日々刻々と変化していきます。
ゆえに、事業は常にお客様を中心に考え、
お客様を中心に進めていくようにしなければなりません。
誰のための事業なのか? お客様のための事業だからです。
ここで心の持ち方や心掛けをお伝えしているのではありません。
ここでお伝えしているのは、お客様を中心に進められる事業の
運営を確立することは具体的な仕事である、ということです。
組織は、進もうとする方向とは違う方向に
進んで行ってしまう弱点を持っています。
それは、ほんとうに恐ろしいことです。
誰もが、その方向に進めようとは思っていないにも関わらず、
組織は意図しない方向へ進んでしまうことがあるのです。
組織とはそのようなものだと思って、
事業の運営を確立していかなければなりません。
ゆえに、会社の外に目を向けざるを得ない工夫、
お客様に関心を注がざるを得ない取り組み、
商品やサービスを提供する側の目線から離れたところから、
お客様のための事業を確立していきましょう。
開催概要
●主 催 : 致知出版社 http://www.chichi.co.jp
●講 座 : ドラッカーに学ぶ最強の経営チームのつくり方講座(全4講)
●対 象 : 経営者・経営幹部限定
●定 員 : 28名
●備 考 : 同業系の方からのお申込みはご遠慮いただいております。
講師プロフィール
ドラッカー専門のコンサルタント 山下 淳一郎
コンサルティングファーム出身、上場企業役員を経て、トップマネジメント株式会社を設立。
上場企業を始めとして、様々な業種・規模の経営チームにドラッカーの理論を活用するコンサルティングを提供している。
一般社団法人日本経営協会専任講師、淑徳大学の経営学講師、デジタルハリウッド大学院大学客員教授。
- 1987年 ピータードラッカー教授のマネジメントを学ぶ
- 1998年 独国 Ettlingen Bundesrepublik Deutschland.
- 1999年 米国 Minneapolis United States of America.
- 2002年 中小企業 取締役就任
- 2007年 上場企業 執行役員兼グループ会社取締役就任
- 2008年 トップマネジメント株式会社 代表取締役就任
著書
ドラッカー5つの質問
著 者 :山下 淳一郎
成功を収めている企業は、『われわれの事業は何か』を問い、
その問いに対する答えを考え、明確にすることによって
成功がもたらされている。
ピーター・ドラッカー
新版 ドラッカーが教える最強の経営チームのつくり方
著者 山下淳一郎
CEOの仕事は、一人の仕事として組み立てることは
不可能だということである。それは、共同して行動する
数人からなるチームの仕事として組み立てる必要がある。
ピーター・ドラッカー
日本に来たドラッカー 初来日編
著者 山下淳一郎
この世にあって何がしかの責任を担う者であるならば、
ドラッカーとは、いま読むべきものである。明日読むべきものである。
10年後、50年後、100年後にも読むべきものである。
ジム・コリンズ
お申込み
●主 催:致知出版社 渋谷区神宮前4-24-9
●電 話:03-3796-2115
●E-mail:seminar@chichi.co.jp
満員御礼のため、募集を終了しました
過去に行なった主なドラッカー講座